中国の旅
喀什 カシュガル
中国で最も西にある市、カシュガルに着いた。ウィグル語で「城のある山」という意味らしい。飛行機は、Air Volgaと書かれたロシア製の飛行機で、機内の標示もロシア語、さっぱり分らない。 市内をぶらぶらしてみるが、ここが中国とは思えない。髭を生やしたウイグル族の老人や目の青い女性が目に付く。
エイティガール・清真寺 80のばあさんという意味ではない。市の中心、解放北路にある西域最大のイスラム寺院。イスラム教の大学として栄えた。金曜日の礼拝の日には、多くの教徒が集り、メッカの方角に祈りをささげている。 立ったり、座ったり、うずくまるように拝礼したり、これを何度も繰り返す。しんどい宗教やな、と思うのは失礼やな。 ホージャ墳・香妃墓 17世紀この地を支配した、マホメットの子孫と称するホージャー族。その中心人物アバ・ホージャが父のために廟を建てたのがホージャ墳である。残念ながら外壁工事をしていた。内部の装飾はすばらしい。 繰り返すが、どこを見てもここが北京・上海と同じ国、中国とは思えない。 |
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