パミール高原・カラクリ湖

カシュガルから南へ、グーズ川沿いを車で走る。目的地はカラクリ湖。

パキスタンとの国境が近いため検問所がある。これより先は中国政府の特別許可がいる。

検問の審査の間に、子どもたちの売り子が現れた。
ナンの中にピーマンなどが入っていてピザのようにおいしい。でもこの子たちの手は・・・・・・お風呂入ってるのか?

6000b級の山が顔を見せた。


布侖口沙山

すばらしい景色に、言葉を失いしばらく佇んでいた。白く見える山々、雪ではなく長い間に砂が覆いかぶさってできた砂の山だ。

近くにはキルギス族のパオが点在する。子どもたちが駆け寄ってきた。なかなか愛らしいが、たばこをくれ!という。親父に頼まれたのかと差し出すと、この子が吸い始めた。お前は幾つや!
ヤクという家畜の親子、子役が・ちがう、コヤクが母の乳を飲んでいる。

カラクリ湖


海抜3500bの高地にある湖。


ムスターグ山

コングル山

らくだが休息する

富士山よりも高い地点に立っている。6000bを越える山々を眺める。
私は登山も好きであるが、さすがに挑戦しようという思いは沸いてこない。この聖山を静かに見つめ、自然のでっかいことを味わう。
玄奘三蔵はここを通過してインドに入った。8世紀初頭のことである。 (結)

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中国の旅

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