内蒙古 包頭・東勝
包頭市 五当召 純チベット式建築のラマ教寺院。「召」とは廟のこと。 東勝市 街中といってもすごい田舎の町、何もない静かな町だ。市民の足は自転車、タクシーも自転車。パチンコ屋もなく、市民は街頭で「台玉」で遊ぶ。 今回の旅は母とふたり。輪タクに乗ってみた。運賃は5元。運転手は明るい青年で、一生懸命走ってくれる。御礼にタバコを1箱プレゼントしたら、街角でトウモロコシを5本も買ってくれた。 成吉思汗陵(ジンギスハン) 日本でも、義経がジンギスハンとして蒙古で活躍したというような話があるが、ここ蒙古でもジンギスハンの人気は高い。蒙古を統一し、西夏王国を征服途中に病で亡くなったとするが、埋葬地なんて分らない。遊牧民族にお墓なんてない。だが、彼が好んだ土地ということで、ここに御陵が建てられた。 東勝の朝 早朝、野菜を積んだロバ車が市場に急ぐ。街頭にはパン屋だ。ううん?昨日の輪タクと同じ車だ。人を乗せるのもパンを乗せるのも同じかい? オルドス高原 赤い土、白い土が何層にも積み重なった地表を山肌にむき出す。スケールがでかすぎて呆れてしまう。 響沙湾砂漠 写真中央の黒い点が私、鳥取砂丘とは比較にならない。老いた母も懸命に砂丘を登る。でもやっぱりらくだがらくだ。 哈素海 内蒙古のどこまで足を延ばしたのか、どこにいるのかもう分らない。近くの人の遊覧の地。こんな所まで日本人が来るの?って地元の人はめずらしそうに見る。小さな船にいっぱいの人をのせて湖を遊覧した。 地元の人の観光地だから、土産ショップも素朴。洗濯物を乾すように、靴下・ストキング・パンツが売られる。売り子は下で昼寝している。玩具にはなぜかミッキーマウスも並ぶ。輪投げもある。 |
中国の旅