大将軍神社
滋賀県蒲生郡日野町杣
神社の前を流れる佐久良川より北側にあたるこの村落を、中世の昔は乾村とも稲村とも呼んだ。
中世、この村へ侵入する疫病神を防ぐため、中国伝来の陰陽道の神である大将軍を祀ったのがこの神社である。
創建当時より十二人の宮座によって祭儀が続けられてきたが、現在は大字杣の鎮守社である。
初期の御神体とも考えられる懸仏に天文七年(1538)の墨銘があり、翌年天文八年十二月刻銘の鰐口も
貴重な文化財として伝えられる。
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村の鎮守さま 大将軍神社
万葉集を携えて