飯道神社

滋賀県湖南市針

飯道神社の祭神は、素戔鳴尊、菅原道真で、大同二年(807)の草創にして延喜式内近江国甲賀郡八座の一つで、

大字針、飯道の森(旧甲西町役場の敷地一帯)が当時の鎮座地であった。

明治六年(1873)に家棟川の改修工事が行われ、現在の地に遷座した。

町指定文化財 石造宝篋印塔

宝篋印塔とは、宝篋印陀羅尼という経文を納めた納経塔であったが、後世には供養塔とか、墓のひとつとしても建てられるようになった。

この塔には「嘉元四年(1306)十一月」の銘がある。

宝篋印塔は、鎌倉時代から造られ始めたといわれており石造品が多いが、古くは金銅製や木製のものもある。

基礎、塔身、笠、相輪の各部に分けられ、笠の内隅に隅飾突起(耳かざり)があるのがこの塔の特色である。

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村の鎮守さま 飯道神社

万葉集を携えて

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