治田神社

滋賀県草津市南笠町

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神社の裏手すぐ近くに、「南笠古墳」があり、前方後円墳2基が並んでいる。

北側の1号墳は、全長29m、後円部径20m、後円部高さ4,5m。

南側の2号墳は、全長30m、後円部径21.5m、後円部高さ3.6m。

文政四年(1821)に編纂された『栗太志』には、この2基を含めて22基の古墳が群集していたと記されていて、

ここを根拠地とした豪族の大墳墓域であった。

この古墳の構築時期は、古墳の形状、出土した埴輪片、須恵器などにより、5世紀後半から末頃と考えられている。

神社由緒には、この地方の開拓者治田連彦人が、祖神として開化天皇とその皇子彦坐命の神霊を勧請したのに創るとあり、

この古墳群も治田連に関係あるものと考えられる。

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村の鎮守さま 治田神社

万葉集を携えて

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