小汐井神社

滋賀県草津市大路2丁目

「おしおい」とは、

古代、神を祭祀するとき、まず海中に入り、海潮により潔斎し、その後神事にのぞんだことを指す。

境内に神水が湧き出ており、そこでの表示は「潮斎の井」で、おしおいと読ませる。

当社は明治11年5月までは女體大権現と称せしが、5月16日小汐井神社と改称す。社記に、

女體大権現とは素盞鳴尊の御子田子織比賣也。御社の畔に小汐井の水あり、往昔田心姫命御姿を顕し井の本に出て

白妙の御衣を濯きせんたんの梢にかけ玉ふ。それより神の御心に任せ御供し、種々の物をそそきすまし奉りて何人か一首の和歌を残さる、

代々経とも澄む影清し小汐井の神の恵みも深きま清水

と見ゆ。

御神水 潮斎の井

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村の鎮守さま 小汐井神社

万葉集を携えて

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