勝居神社

滋賀県米原市杉沢

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織田信長、丹羽長秀、羽柴秀吉等は、勝居明神禁制の高札を寄せ(社宝)、

後、賤ヶ岳合戦に向かう秀吉は神域の竹を伐り、必勝祈願をして、

ゆく先の いくさにかち居 明神の 利生は旗の 竿にありけり

の歌を献上し、社殿の改修、社地の奉納もしている。

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羽柴筑前守秀吉棟札

禁制   椙之澤村

一、 椙之澤勝居宮境内之竹 神事之外猥不可伐採事

天正五年二月  筑前守

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江戸時代の地誌『近江国與地志略』に、

秀吉北越を討つ日、この地に来る。社僧正明寺を呼んで「北の方に見える村はどこか」と問うたところ、

「北負け村」と答えたので、秀吉大いに喜び、「この神社は勝居なり。すなわち勝ち戦の吉兆だ」として

境内の竹を旗竿に用い勝利したと伝えられる。

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観音堂

本尊 十一面観世音菩薩

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村の鎮守さま 米原 勝居神社

万葉集を携えて

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