大将軍神社
滋賀県守山市古高町
境内で、子どもたちが元気に走り回って鬼ごっこをしている。
私の子どもの頃は、神社の境内が遊び場で、野球をしたり、鬼ごっこや缶けりをしたものだ。
テレビ、ゲーム器機などに夢中になった子どもたちは、神社などでは遊ばなくなって久しい。
それがこの神社で、元気に遊ぶ子どもたちを見かけた。ほっと気持ちがうれしくなった。
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古高鼓踊り由来
古高の鼓踊りは、旱魃の時の雨乞い祈願あるいは慈雨への御礼参りの際に大将軍神社で奉納される。その起源は詳らかでは
ないが、中世、室町時代に京都から広まった風流踊りに由来するものと考えられる。 .
鼓踊りは、練り出しの道行歌から暇踊りまでの十九曲の小踊りからなり、中央の音頭取りに合わせて、ごん平、太鼓打ち、そし
てその中と外を踊り子が輪になって踊る。その踊りや歌詞は著しい変容を受けずに現代に継承されていて、道行歌は、田楽の
古式を伝えていると言われている。 .
古高の鼓踊りは、古い形式を残す民俗芸能として、昭和48年に守山市の無形民俗文化財に指定され、昭和56年には滋賀県
無形民俗文化財に選択された。現在は鼓踊り保存会によってその保存継承ははかられている。 .
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村の鎮守さま 大将軍神社