長浜市の神社を紹介します。 (旧 余呉町・西浅井町)


意波閇神社菅原神社乎彌神社
祭神 大鷦鷯尊祭神 菅原道真公祭神 巨知人命 梨津臣命 海津見命
境内社 坂口神社境内社 五所権見社境内社 村草神社 八幡神社 塞神社 大名持神社
本殿 一間社流造本殿 入母屋造本殿 一間社流造
神紋 左三ツ巴神紋 梅鉢神紋 左三ツ巴
鎮座地 長浜市余呉町坂口鎮座地 長浜市余呉町坂口鎮座地 長浜市余呉町下余呉
由緒
創祀年代不詳
由緒
菅山寺の天神様と称されていた。菅公幼時修学の
地として信仰を集めている。別名近江天満宮と称し、
大箕山の山頂近く、巨池を前に鎮座。
由緒
社伝に、崇神天皇の代に、余呉湖辺一帯を開拓し
文武両道にすぐれ、住民に農耕の業を奨めた、天之
児屋根命の第十世孫巨知人の後裔が、同命を祖神
として祀り、後また巨知人命の御子梨津臣命が威徳
すぐれ、この地の開発に努めた恵沢に対し別殿に祀
った。

鉛練日古神社鉛練之宮奥宮 大水別神社八幡神社
祭神 大山咋神配祀神 天日槍命祭神 祭神 誉田別命 皇大神 菅原道真公
境内社 愛宕神社 北野社 神明社 琴比羅社
長広稲荷社 西天神社
境外社 大水別神社 水口社 野神社
境内社 境内社 稲荷神社
本殿 一間社流造本殿 本殿 一間社流造
神紋 近衛牡丹神紋 神紋 宝輪
鎮座地 長浜市余呉町中之郷鎮座地 長浜市余呉町中之郷鎮座地 長浜市余呉町八戸
由緒
新羅の王子天日槍が当地に来て、坂口郷の山を
崩し余呉湖を四分の一とし、田畑を開き余呉荘と
名付けたという伝承があり、日槍塚・日槍屋敷の
地名が残る。
継体紀二三年三月条の「夫智奈麻礼・奚奈麻礼」の
奈麻礼が新羅の官位を示し、鉛練を「なまれ」と訓じ
天日槍と関連づける見方がある。
由緒
『式内社の研究』 志賀剛著 の引用
川合村中之郷村池原村の三村に大水別ノ神社と
称するものあれど何れ式社とも定め難しと云へり。
されど淀藩上申書に中之郷村大水ヶ谷、今両岩窟、
夜叉神と称す。社殿なし。洞窟三尺幅六尺許、洞中
方二間水を湛へたり、夫より岩穴二つに分れてその
奥を極る者なしとある地なるべし。
由緒
創祀年代不詳

北野神社丹生神社丹生神社
祭神 菅原道真公 倉稲魂神祭神 高U神 丹生津姫命祭神 丹生津比賣命 彌津波能賣命
境内社 新羅崎神社境内社 蛭子神社 稲荷神社境内社 伊波佐伎神社 乎地岩神社 稲荷神社
境外社 八幡神社 蛭子神社
本殿 一間社流造本殿 一間社流造本殿 二間社流造
神紋 梅鉢神紋 神紋 円山水
鎮座地 長浜市余呉町川並鎮座地 長浜市余呉町下丹生鎮座地 長浜市余呉町上丹生
由緒
古老の口碑に、往古雲上の公家人が当村字桐畑
と云う所に館を構え田畑を開発した。桐畑太夫と
号した。ある時砂新田という湖辺の柳木に美しい
婦人裳を掛け置き余呉湖にて水を浴びて遊んで
いた。その婦人水浴を終って桐畑太夫の館に滞
在し、終に太夫と夫婦の契りを結び男子をもうけ
た。その子幼きにして学問の為坂口村菅山寺に
入り、後十一才の時菅山寺を出て跡が不明とな
った。その後菅公が菅山寺に勅使として来たとき、
物語れば桐畑太夫の子として菅原是善卿の養子
になったとの故で、菅公の像をこの社に祀る。
由緒
天平宝字八年春の創建と伝え、往古丹生川の
西岸丹保高山の麓に鎮座していた。
由緒
天武天皇の代、丹生真人この地を領した時
丹保野山に神籠を設け山土と丹生川の水を
奉じ天津神を勧請し祀る、と社伝に記す。


水上神社六所神社春日神社
祭神 正勝吾勝々速日天之忍穂耳命 天之穂日能命
天津日子根命 活津日子根命 熊野久須毘能命
多記理毘売能命 市寸島日売能命 多喜津毘売能命
配祀神 天之狭土命 国之狭土命 天之狭霧命
国之狭霧命 天之闇戸命 国之闇戸命 大戸惑子命
大戸惑部命
祭神 伊弉諾尊 大己貴命 大山祇命 菊理姫命
金峰大神 菅原道真公
祭神 天児屋根神 武甕槌神 毘売大神 経津主神
境内社 境内社 農神社境内社 
本殿 一間社流造唐破風付本殿 一間社流造本殿 一間社流造
神紋 三ツ巴神紋 神紋 
鎮座地 長浜市余呉町摺墨鎮座地 長浜市余呉町菅並鎮座地 長浜市余呉町小原
由緒由緒
社の下の高時川に大蛇が住み、往来の人に危害
を与えるので、熊野より山伏六人当地へ来て留り、
大蛇を殺した。村人その恩に報いるため氏神と崇
めた。また傍に大石のあったものを鏡面の様に研
磨き境内に掲げた状に習い大鏡献上の祭事が続
けられる。
由緒
平成七年合祀される。
宗教法人法第34条第1項の規定による公告
宗教法人合併公告このたび左記のとおり
宗教法人「春日神社」を宗教法人「佐味神社」に
合併することになりましたので、ここに公告します。
平成七年六月壱日

春日神社八幡神社北野神社
祭神 武甕槌神 毘売神 経津主神 天児屋根神祭神 天照大神 仲哀天皇 誉田別命祭神 菅原道真公
境内社 境内社 丸山神社 岩屋神社 稲荷神社境内社 足前神社
本殿 一間社流造本殿 一間社流造本殿 一間社流造
神紋 神紋 神紋 
鎮座地 長浜市余呉町田戸鎮座地 長浜市余呉町鷲見鎮座地 長浜市余呉町文室
由緒
小原の春日神社と社名祭神が同じであり、
上代丹生川を遡って分住した一族が旧の
守護神を分祀したものと思われる。
合祀未確認
由緒
住民が山麓の巨木に神霊を勧請し祀ったのが
始まりと伝える。後この巨木で神像を刻み神祠を
建立して祭祀したという。
ここにも合祀の公告
由緒
社伝に、村上天皇の孫為平親王は安和の変に
より都を逃れ村上播磨守と名乗って諸国巡歴し、
天禄三年この地に安住し農耕の業に従事した。
播磨守は、菅原道真を敬慕しここに分霊を勧請し
社殿を建立した。

草岡神社八幡神社佐味神社
祭神 高皇産霊神 神皇産霊神 彦坐王命
菅原道真公
祭神 應神天皇祭神 豊城入彦命
境内社 金刀比羅宮 秋葉神社 稲荷神社 毘沙門宮境内社 境内社 
本殿 一間社流造千鳥唐破風付本殿 一間社流造本殿 一間社流造
神紋 梅鉢神紋 左三ツ巴神紋 左三ツ巴
鎮座地 長浜市余呉町国安鎮座地 長浜市余呉町東野鎮座地 長浜市余呉町今市
由緒
往昔この地が荒寥の地であった頃僅かに住む
農民が一祠を建て、高皇産霊神、神皇産霊神を
勧請し、草岡天神と称した。開化天皇の皇子、
彦坐王はこの地に来、余呉の庄の開発に努め
た。その後裔は王を祖神と祀った。
由緒
創祀年代不詳
天正年間賤ヶ岳の合戦に際し、神霊を参持して
難を逃れたという地を今「隠し洞」という。
由緒
創祀は不詳であるが、豊城入彦命の裔族
佐味之朝臣等がこの地に留まり祖神を祀った
という。
天武天皇の代、佐味之朝臣少麻呂の名も見える。

八幡神社大水別神社樹本神社
祭神 誉田別尊 天照皇大神 豊受姫神
伊邪那岐尊 伊邪那美尊 天宇受売大神
横山大神 吾皇大神
祭神 天水分神祭神 鴨玉依姫命 豊城入彦命
境内社 境内社 大浴神社 稲荷神社境内社 
本殿 一間社流造本殿 一間社流造唐破風付本殿 一間社流造
神紋 神紋 左三ツ巴神紋 
鎮座地 長浜市余呉町今市鎮座地 長浜市余呉町池原鎮座地 長浜市余呉町池原
由緒
岐阜揖斐の二村より丹生村の奥川と川並に
移住し、先住の氏神を二社に分祀したという。
由緒
創祀年代不詳
井の明神とも称し、灌漑の守護の神と崇拝された。
行市山より地下水湧出し、夏季旱魃にも水量異常
なく満ち溢れる池沼がある。
由緒
池原朝臣安房なる人当地の原野の開拓をなし、
千古の森林の中で神の宿り木を称える霊木あり、
その木に小祠を建て祀りて樹本明神と称えてきた
と伝える。

八幡神社八幡神社八幡神社
祭神 誉田別命祭神 誉田別命祭神 誉田別命 猿田彦命 天照皇大神 大山咋命
境内社 境内社 境内社 
本殿 一間社流造本殿 入母屋造本殿 切妻造
神紋 神紋 神紋 
鎮座地 長浜市余呉町小谷鎮座地 長浜市余呉町柳ヶ瀬鎮座地 長浜市余呉町椿坂
由緒
口碑に、上古応神天皇敦賀より出て山嶺を越えて、
塩津に出ようとした時雲霧深く方途に暮れていたが、
一つの奇蹟事により、一条の雲霧の晴間に歩を
進めば、北隣の椿坂の村に出られ、天皇この地に
駐まったという。後に里人等、神霊を祀り八幡の宮と
称したという。
由緒
応神天皇が敦賀の愛発郷より塩津に向かうとき、
猿田彦命の出現の神秘事に依り、何事もなくこの
地域を通過し、以来天皇北陸に赴くときはこの地域
を通ったため、郷人等、永く神秘を言い伝えてきたが
社を建立しその霊を祀ることに至ったと伝わる。
由緒
白雉元年創祀。
古くは椿井大明神と称した。

廣峯神社愛宕神社日吉神社跡地
祭神 大山咋神祭神 祭神 
境内社 
境外社 愛宕神社
境内社 境内社 
本殿 一間社流造本殿 本殿 
神紋 五三ノ桐神紋 神紋 
鎮座地 長浜市余呉町中河内鎮座地 長浜市余呉町中河内鎮座地 余呉町中河内から余呉町鷲見への途中
由緒
湖北最北端福井県境に近く、海抜五百米の高地で、
冬季積雪量丈余を越える山間の地に、古くより人住
み着きて薪炭の生産を業となし、深谷の狭間に耕地
を求めて自給自足の生計を立て、霊峯深山の恩恵
に感謝する木樵等相謀りて、建長元年山の神日吉
大神を祀り、山王宮と号すると伝る。
由緒由緒
いづれかの神社に合祀されたものであろう。
石標を残すのみであった。

塩津神社香取五神社八幡神社
祭神 塩土老翁神 彦火火出見尊 豊玉姫尊祭神 経津主神 天児屋根命 武甕槌神
大日X尊 天鈿女命 安閑天皇
祭神 誉田別尊
境内社 八幡神社 琴平神社 愛宕神社境内社 八幡神社境内社 
本殿 一間社流造本殿 一間社流造本殿 一間社流造
神紋 三ツ巴神紋 左三ツ巴神紋 左三ツ巴
鎮座地 長浜市西浅井町塩津浜鎮座地 長浜市西浅井町祝山鎮座地 長浜市西浅井町野坂
由緒
創祀年代不詳
社伝に、上古この地「志波谷」に塩池あり。
ささやかな池ながら、塩水間断なく湧出で、これを
汲んで製塩の業を行なっていた。
この人等その遠祖塩土老翁神を祀り、後また縁
の神、彦火火出見尊、豊玉姫尊を祀るに至った。
由緒
塩津中・香取神社から分祀。
由緒
慶長十八年の創立という。それまでは塩津中鎮座の
香取神社の氏子であった。

香取神社大川神社下塩津神社
祭神 経津主神 磐裂神 根裂神
磐筒男神 磐筒女神
祭神 土居通増朝臣祭神 塩土老翁神
配祀神 伊邪那岐命 伊邪那美命
境内社 川濯神社 白山神社 稲荷神社境内社 境内社 
本殿 一間社流造本殿 一間社流造千鳥唐破風付本殿 三間社流造
神紋 九曜星神紋 菱わく三神紋 十六弁菊花 五七の桐
鎮座地 長浜市西浅井町塩津中鎮座地 長浜市西浅井町余鎮座地 長浜市西浅井町集福寺
由緒
崇神天皇の代、社殿を創建し、海北神と称し
湖上の船舶及び土地守護の神とした。
由緒
祭神土居通増朝臣は、南朝の忠臣にして建武の
中興の大業にその一族を挙げて殉じた勤王の
志士で、延元元年この地で戦没、大正八年大川
神社として創立する。
由緒
社伝に、応神天皇、未だ皇子の時塩土老翁の
託宣を得、その神護により天位に即きし後、
大鷦鷯命と莵道稚郎子命の二皇子に塩土老翁
の神霊を祀ることを命じた。二皇子、淡海の集福
蘇翁なる者に、勅旨を告げ当時の下塩津郷に
社殿を築き、塩土老翁の神霊を鎮祭させ、
下塩津神社と称し、奉ったという。

八幡神社矢合神社日吉神社
祭神 誉田別尊祭神 猿田彦神 應神天皇祭神 大山咋命
境内社 日吉天神社境内社 境内社 
本殿 一間社流造本殿 一間社流造本殿 一間社流造
神紋 右三ツ巴神紋 左三ツ巴神紋 左三ツ巴
鎮座地 長浜市西浅井町沓掛鎮座地 長浜市西浅井町岩熊鎮座地 長浜市西浅井町横波
由緒
不詳なるも、天慶五年と伝わる。
由緒
創祀年代不詳
由緒
創祀由来不詳
祭神と伝えてきた神像の内、六体は仏像のため
他に遷し、一体を大山咋命として祀り、日吉神社
と称した。(明治の初め)

八幡神社須賀神社日吉神社
祭神 應神天皇祭神 淳仁天皇 大山咋神 大山祇神祭神 大己貴命 玉依姫命 玉依姫荒魂命
境内社 境内社 神明社 豊受神社 白山神社 愛宕神社
天満宮
境内社 
本殿 三間社流造本殿 本殿 一間社流造唐破風付
神紋 三ツ巴神紋 三ツ巴神紋 三ツ巴
鎮座地 長浜市西浅井町大浦鎮座地 長浜市西浅井町菅浦鎮座地 長浜市西浅井町月出
由緒
口碑によれば、康平元年この地の豪族助左衛門が
社殿を建立し、この村の守護神としたという。
延享二年火災に遇い社殿炎上、同四年、京都下賀
茂神社の古社殿を移して再建。
当地は塩津と相並ぶ良港で、『万葉集』と『玉吟集』
に「遠つ大浦」と詠まれている。
また北陸に来往する陸路水路の要所でもある。

由緒
もと保良神社といったが、明治四十三年小林神社、
赤碕神社と合併し、当社の旧称菅浦大明神に因ん
で須賀神社と改称した。
この地は、天平宝宇三年保良宮が営まれ、同五年
より六年まで淳仁天皇が隠棲された。

 四脚門

由緒
口碑によると、産土神は香取大神と伝え、香取浜の
地名に因み称していた。

白山神社八幡神社五社神社
祭神 伊弉諾尊 伊弉冉尊祭神 帯中津日子命 息長帯比賣命祭神 帯中津日子命 品陀和気命 息長帯比賣命
大鷦鷯尊 宇遅稚郎子尊
境内社 神明社境内社 秋葉神社境内社 
本殿 一間社流造本殿 一間社流造本殿 三間社流造
神紋 三ツ巴神紋 三ツ巴神紋 左三ツ巴
鎮座地 長浜市西浅井町山田鎮座地 長浜市西浅井町小山鎮座地 長浜市西浅井町八田部
由緒
上代は山田神社と称していたが、天承元年の
大旱に際し、加賀の国白山神社の神霊を勧請
し、社名も白山神社と称した。
由緒 不詳由緒
この地は、仁徳天皇の皇后、八田若郎女の御
名代とする集落である。
この故を以って、父子三代の天皇を祀るという。
また、天平宝宇五年、大炊王(淳仁天皇)が近
江菅之浦保良の宮に遷るとき、皇子を乳母に
付けこの地、八田部にて養育したという。

神明神社日吉神社稲荷神社
祭神 天照皇大神 豊受大神祭神 大山咋命 大山祇命
配祀神 天照皇大神 稲荷大神 應神天皇
火結神 伊邪那岐神 大物主神 天児屋根命
祭神 倉稲魂神 大宮姫神 大己貴神 大田神
境内社 境内社 境内社 白山神社
本殿 神明造本殿 三間社流造本殿 一間社流造
神紋 三ツ巴神紋 花菱神紋 三ツ巴
鎮座地 長浜市西浅井町山門鎮座地 長浜市西浅井町庄鎮座地 長浜市西浅井町黒山
由緒
山中の巨岩祭祀に始まるという。
由緒
坂本の日吉神社より勧請してこの庄の守護神と
すべく、字明智谷椎木山に祀ったことを伝える。
由緒
社伝に、天文元年伏見の稲荷大神をこの里に
祀り、氏神として崇敬する。

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村の鎮守さま

滋賀県 近江国 神社 長浜市 (旧 余呉町 西浅井町)

万葉集を携えて

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