伊香具神社

滋賀県長浜市木ノ本町大音

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一宮神社

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三ノ宮神社

三ノ宮神社の祭神  臣知人命

由緒に、

当社は、伊香具神社の境内社として古くよりこの地に祀られている。近江風土記に見られる白鳥伝説によれば、この辺り(通称

木之本盆地)は、古代は琵琶湖の入江であり、「伊香の小江」と云われる。この小江の津浦にある日、八人の天女が白鳥に姿を

変えて水浴していたという。これを見たこの地に住む伊香刀美という漁師、白い犬を行かせ、うち一羽の白鳥(天女)の羽衣を取

らせた。天へ帰れなくなった天女は、伊香刀美と夫婦となり四人の子供(二男二女)をもうけた。この人たちこそこの地方(湖北)

の祖先であると記されている。伊香刀美とは伊香具神社の祭神伊香津臣のことであり、その子供の一人(長男)が当社の祭神

臣知人命である。                                                      「近江風土記」より

里の言い伝えによれば、この神社は他人に見られず参拝し「縁結び」の祈願をすると、きっとご利益があるといわれている。往時

当地方製糸業盛んなりし頃は、夜な夜な参詣する人が絶えなかったと里の古老は今に語り伝えている。又、一説には、羽織の紐

等を供え祈願をし、恋う人に贈ったとか・・・                                          「里の語部」より

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村の鎮守さま 伊香具神社

万葉集を携えて

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