八幡神社

大津市上田上牧町

大字牧に鎮座す、祭神応神天皇なり。社伝に貞観三年の鎮座と見ゆ。

村大戸川の沿岸にして、古来屡々洪水の災ありて山々より流出する土砂は河流を埋め川底漸く高くなり、

全村の邸地浸湿に堪えず、為に山麓の高地に移転したり。当社も又浸湿の地なりしが、天明七年の春、

暴風ありて境内の樹木転倒するもの多し。此時京都大火あり、為に材木の需要に境内樹木を売却し、

宮地を現在の地に移転し、樹木の売払代を以て社殿を造営し、寛政元年三月一日遷宮をなしたり。

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神仏習合

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村の鎮守さま 八幡神社

万葉集を携えて

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