小野妹子神社

大津市小野水明

小野妹子

推古天皇十五年(607)、聖徳太子は小野妹子らを隋に遣わす。

『隋書』倭国伝に、

其国書曰、日出所天子、致書日没所天子、無恙、云々

帝覧之不悦、謂鴻臚卿曰、蛮夷書有無礼者、勿復以聞。

『姓氏録』に、

小野朝臣、大春日朝臣同祖。彦姥津命五世孫米餅搗大使主命之後也。

大徳小野臣妹子、家于近江国滋賀郡小野村。因以為氏。

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神社後背に、唐臼山古墳。

妹子の墓という。

盗掘にあったのであろう、墳墓は荒廃している。

隋・煬帝にいただいたおみやげ品が副葬されていただろうに・・・。

傍らに祠が立つ。

神社(墳墓)から南を眺める。

足下に住宅地が広がるが、その向うは琵琶湖、右手に琵琶湖大橋だ。

遠く正面には、三上山(近江富士)。

大和国の方向ではあるが、遠い。

墳墓から北を望むと、比良の山

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1993年頃の神社

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村の鎮守さま 小野妹子神社

万葉集を携えて

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