若宮八幡神社

大津市杉浦町

若宮八幡神社 表門

この表門は、膳所城の犬走り門で、明治三年の膳所城取り壊しの際に移築された。

大棟の背面に切妻造の両袖の屋根を突き出した高麗門で、正面に向って右側に脇門を設けている。

門の規模は普通であるが、各部材の木割りも大きく堂々とした建物である。

屋根は本瓦葺きで大棟の両端に鯱と鬼瓦をあげ、軒丸瓦には旧膳所城主本多氏の立葵紋がみられる。

後世の補修はかなりみられるが、膳所城の数少ない建物であるとともに、江戸時代初期の城門建築として貴重なものである。

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村の鎮守さま 若宮八幡神社

万葉集を携えて

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