追来神社

滋賀県栗東市綣

追来神社の由来

地主の神として大宝年間以前よりこの綣の地に鎮座する。                                        .

伊吹山に坐す多々美彦命が祭神、古来は意布伎(伊不伎)神社と記されている。中世には、若宮権現とも呼ばれ、現在も通称

その名で呼んでいる。                                                             .

御神木は「いぶき」、意布伎の意は「お」とも読めるため「おふき」とよんで、追来に転じたとされる説が有力である。      .

「いふき」の「ふき」は息を吹く、風を意味し、風の神である。また、雨乞いにより雨を授けられたので水の神でもある。    .

地主神でありながら大宝神社本殿が主祭神になっているため、無理に境内社としての位置づけになり、若宮であり、また、社

名変更を余儀なくされていると推測される。                                                .

国指定重要文化財 特別保護建造物・一間社流造り。 鎌倉時代弘安六年(1283)の棟札現存し、文化財指定を受ける。

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村の鎮守さま 大宝神社 境内 追来神社

万葉集を携えて

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