神奈川県
足柄下郡湯河原町宮上 万葉公園・観光会館前 足柄の 土肥の河内に 出づる湯の よにもたよらに 子ろが言はなくに 巻14−3368 | 南足柄市矢倉沢楢尾 足柄公園 足柄の み坂畏み 曇り夜の 我が下ばへを こちでつるかも 巻14−3371 | 南足柄市矢倉沢楢尾 足柄公園 足柄の み坂に立して 袖振らば 家なる妹は さやに見もかも 巻20−4423 | 南足柄市矢倉沢楢尾 足柄公園 足柄の 麻万の小菅の 菅枕 あぜかまかさむ 子ろせ手枕 巻14−3369 | 南足柄市矢倉沢楢尾 足柄公園 足柄の わを可鶏山の かづの木の 我を誘さねも 門さかずとも 巻14−3432 |
南足柄市矢倉沢楢尾 足柄公園 足柄の 箱根の嶺ろの にこ草の 花つ妻なれや 紐解かず寝む 巻14−3370 | 南足柄市矢倉沢楢尾 足柄公園 鳥総立て 足柄山に 船木伐り 木に伐り行きつ あたら船木を 巻3−391 | 南足柄市矢倉沢楢尾 足柄公園 我が背子を 大和へ遣りて 待つしだす 足柄山の 杉の木の間か 巻14−3363 | 南足柄市飯沢 狩川沿い 足柄の 箱根飛び越え 行く鶴の 羨しき見れば 大和し思ほゆ 巻7−1175 | 南足柄市広町 狩川沿い 足柄の 八重山越えて いましなば 誰れをか君と 見つつ偲はむ 巻20−4440 |
小田原市久野 山神神社鳥居前 「足柄郷発祥乃地」碑・碑蔭 東道の 手児の呼坂 越えがねて 山にか寝むも 宿りはなしに 巻14−3442 荒関氏HPの写真借用 | 中郡二宮町 吾妻山公園 相模道の 淘綾の浜の 真砂なす 子らは愛しく 思はるるかも 巻14−3372 | 中郡大磯町東小磯 大磯町役場玄関前 相模道の 淘綾の浜の 真砂なす 子らは愛しく 思はるるかも 巻14−3372 荒関氏HPの写真借用 | 平塚市北金目大久保 東海大学湘南学舎 相模嶺の 小峰見退くし 忘れ来る 妹が名呼びて 我を音し泣くな 巻14−3362 荒関氏HPの写真借用 | 厚木市七沢 広沢寺温泉玉翠楼 相模嶺の 小峰見退くし 忘れ来る 妹が名呼びて 我を音し泣くな 巻14−3362 |
相模原市藤野町牧野 佐々木邸 もののふの 八十娘子らが 汲み乱ふ 寺井の上の 堅香子の花 巻19−4143 写真・田村氏HPより借用 | 相模原市藤野町牧野 佐々木邸 芝付の 御宇良崎なる ねつこ草 相見ずあらば 我れ恋ひめやも 巻14−3508 写真・田村氏HPより借用 | 鎌倉市長谷 甘縄神明宮 鎌倉の 見越の崎の 岩崩えの 君が悔ゆべき 心は持たじ 巻14−3365 | 鎌倉市長谷 鎌倉文学館 鎌倉の 見越の崎の 岩崩えの 君が悔ゆべき 心は持たじ 巻14−3365 | 横浜市西区宮崎町 伊勢山皇太神宮 石走る 垂水の上の さわらびの 萌え出づる春に なりにけるかも 巻8−1418 |
横浜市青葉区みたけ台 祥泉院 我が行きの 息づくしかば 足柄の 峰延ほ雲を 見とと偲はね 我が背なを 筑紫へ遣りて 愛しみ 帯は解かなな あやにかも寝も 巻20−4421・4422 | 横浜市旭区白根 白根公園 我が行きの 息づくしかば 足柄の 峰延ほ雲を 見とと偲はね 我が背なを 筑紫へ遣りて 愛しみ 帯は解かなな あやにかも寝も 巻20−4421・4422 | 横須賀市走水 走水神社 草枕 旅の丸寝の 紐絶えば 我が手と付けろ これの針持し 巻20−4420 | 川崎市中原区等々力 市民ミュージアム 橘の 古婆の放髪が 思ふなむ 心うつくし いで我れは行かな 巻14−3496 | 川崎市麻生区金程 万葉苑 家ろには 葦火焚けども 住みよけを 筑紫に至りて 恋しけ思はも 草枕 旅の丸寝の 紐絶えば 我が手と付けろ これの針持し 巻20−4419・4420 |
万葉集 万葉歌碑 神奈川県