京都府

木津川市山城町上狛

山城郷土資料館

狛山に 鳴くほととぎす 泉川

 渡りを遠み ここに通はず

巻6−1058

木津川市山城町上狛

山城郷土資料館

娘子らが 続麻懸くといふ 鹿背の山

 時しゆければ 都となりぬ

巻6−1056

木津川市山城町平尾

アスピアやましろ

手束弓 手に取り持ちて 朝猟に

 君は立たしぬ 棚倉の野に

巻19−4257

木津川市加茂町岡崎

恭仁大橋北詰

今造る 久邇の都は 山川の

さやけき見れば うべ知らすらし

巻6−1037

相楽郡和束町中和束

活道ケ丘公園

我が大君 天知らさむと 思はねば

 おほにぞ見ける 和束杣山

巻3−476

綴喜郡井手町石垣

六角井戸

葎延ふ 賤しきやども 大君の

 座さむと知らば 玉敷かましを

巻19−4270

綴喜郡井手町井手

井堤寺跡

賄しつつ 君が生ほせる なでしこが

 花のみ問はむ 君ならなくに

巻20−4447

京田辺市飯岡

咋岡神社

春草を 馬咋山ゆ 越え来なる

 雁の使は 宿り過ぐなり

巻9−1708

城陽市久世柴が原

久世神社

巻7−1286

巻9−1694

巻9−1707

城陽市久世柴が原

久世神社鷺坂旧跡

山背の 久世の鷺坂 神代より

 春は萌りつつ 秋は散りけり

巻9−1707

城陽市寺田正道

正道官衙遺跡公園

巻7−1286・巻9−1687

巻9−1694・巻9−1707

巻11−2363・巻11−2403

宇治市伊勢田町砂田

児童公園(旧碑)

衣手の 名木の川辺を 春雨に

 我れ立ち濡ると 家思ふらむか

巻9−1696

宇治市伊勢田町砂田

児童公園(新碑)

衣手の 名木の川辺を 春雨に

 我れ立ち濡ると 家思ふらむか

巻9−1696

宇治市伊勢田町

伊勢田小学校

衣手の 名木の川辺を 春雨に

 我れ立ち濡ると 家思ふらむか

巻9−1696

宇治市上権現町

下居神社

秋の野の み草刈り葺き 宿れりし

 宇治の宮処の 仮廬し思ほゆ

巻1−7

宇治市宇治

宇治川・朝霧橋

宇治川は 淀瀬なからし 網代人

 舟呼ばふ声 をちこち聞こゆ

巻7−1135

宇治市宇治中の島

宇治公園橘島

もののふの 八十宇治川の 網代木に

 いさよふ波の ゆくへ知らずも

巻3−264

宇治市宇治塔川

観光センター

ちはや人 宇治川波を 清みかも

 旅行く人の 立ちかてにする

巻7−1139

宇治市宇治

仏徳山登り口広場

奈良山越えて 山背の 管木の原

 ちはやぶる 宇治の渡り・・・

巻13−3236

宇治市宇治

仏徳山頂上展望台

妹らがり 今木の嶺に 茂り立つ

 夫松の木は 古人見けむ

巻9−1795

久世郡久御山町田井

荒見神社

巨椋の 入江響むなり 射目人の

 伏見が田居に 雁渡るらし

巻9−1699

京都市伏見区石田森南

天穂日命神社

山科の 石田の小野の ははそ原

 見つつか君が 山道越ゆらむ

巻9−1730

京都市右京区竜安寺住吉町

住吉大伴神社裏の公園

・・・海行かば 水漬く屍 山行かば

草生す屍 大君の 辺にこそ死なめ

巻18−4094

京都市右京区嵯峨亀の尾町

亀山公園

あしひきの 山鳥の尾の しだり尾の

 長々し夜を ひとりかも寝む

巻11−2802或本

城陽市寺田正道

正道官衙遺跡公園

万葉植物を詠んだ歌碑

30基

万葉集 万葉歌碑 京都府

万葉集を携えて

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