宮城県

白石市福岡長袋鹿ノ屋敷

長袋神明社

天皇の 御代栄えむと 東なる

 陸奥山に 金花咲く

巻18−4097

多賀城市中央

市文化センター

大伴の 遠つ神祖の 奥城は

 しるく標立て 人の知るべく

巻18−4096

遠田郡桶谷町字下町

黄金山神社

天皇の 御代栄えむと 東なる

 陸奥山に 金花咲く

巻18−4097

遠田郡桶谷町字下町

わくや万葉の里 遺跡広場

天皇の 御代栄えむと 東なる

 陸奥山に 金花咲く

巻18−4097

遠田郡桶谷町字下町

わくや万葉の里 遺跡広場

東の 野にかぎろひの 立つ見えて

 かへり見すれば 月かたぶきぬ

巻1−48

田郡桶谷町字下町

わくや万葉の里 遺跡広場

春の野に すみれ摘みにと 来し我れぞ

 野をなつかしみ 一夜寝にける

巻8−1424

遠田郡桶谷町字下町

わくや万葉の里 遺跡広場

銀も 金も玉も 何せむに

 まされる宝 子にしかめやも

巻5−803

黒川郡大衡村大衡字平林

昭和万葉の森

君が行き 日長くなりぬ 山たづの

 迎へを行かむ 待つには待た

巻2−90

黒川郡大衡村大衡字平林

昭和万葉の森

莢に 延ひおほとれる 屎葛

 絶ゆることなく 宮仕へせむ

巻16−3855

黒川郡大衡村大衡字平林

昭和万葉の森

橡の 一重の衣 うらもなく

あるらむ子ゆゑ 恋ひわたるかも

巻12−2968

黒川郡大衡村大衡字平林

昭和万葉の森

春の園 紅にほふ 桃の花

 下照る道に 出で立つ娘子

巻19−4139

黒川郡大衡村大衡字平林

昭和万葉の森

あしひきの 山下ひかげ かづらける

 上にやさらに 梅をしのはむ

巻19−4278

黒川郡大衡村大衡字平林

昭和万葉の森

目には見て 手には取らえぬ 月の内の

 楓のごとき 妹をいかにせむ

巻4−632

黒川郡大衡村大衡字平林

昭和万葉の森

我が背子に 我が恋ふらくは 奥山の

 馬酔木の花の 今盛りなり

巻10−1903

黒川郡大衡村大衡字平林

昭和万葉の森

籠もよ み籠持ち ふくしもよ みぶくし持ち

 この岡に 菜摘ます子 家告らせ・・・

巻1−1

黒川郡大衡村大衡字平林

昭和万葉の森

天飛ぶや 軽の社の 斎ひ槻

 幾代まであらむ 隠り妻ぞも

巻11−2656

黒川郡大衡村大衡字平林

昭和万葉の森

我がやどに もみつかへるて 見るごとに

 妹を懸けつつ 恋ひぬ日はなし

巻8−1623

黒川郡大衡村大衡字平林

昭和万葉の森

見わたせば 春日の野辺に 霞立ち

 咲きにほへるは 桜花かも

巻10−1872

黒川郡大衡村大衡字平林

昭和万葉の森

紅は うつろふものぞ 橡の

 なれにし衣に なほしかめやも

巻18−4109

黒川郡大衡村大衡字平林

昭和万葉の森

磯の上の つままを見れば 根を延へて

 年深からし 神さびにけり

巻19−4159

黒川郡大衡村大衡字平林

昭和万葉の森

風早の 美保の浦みの 白つつじ

 見れども寂し なき人思へば

巻3−434

黒川郡大衡村大衡字平林

昭和万葉の森

ほととぎす 待てど来鳴かず あやめぐさ

 玉に貫く日を いまだ遠みか

巻8−1490

黒川郡大衡村大衡字平林

昭和万葉の森

秋風は 涼しくなりぬ 馬並めて

 いざ野に行かな 萩の花見に

巻10−2103

黒川郡大衡村大衡字平林

昭和万葉の森

春霞 流るるなへに 青柳の

 枝くひ持ちて うぐひす鳴くも

巻10−1821

黒川郡大衡村大衡字平林

昭和万葉の森

山吹の 立ちよそひたる 山清水

 汲みに行かめど 道の知らなく

巻2−158

黒川郡大衡村大衡字平林

昭和万葉の森

かきつはた 衣に摺り付け ますらをの

 着襲ひ猟する 月は来にけり

巻17−3921

黒川郡大衡村大衡字平林

昭和万葉の森

五月山 卯の花月夜 ほととぎす

 聞けども飽かず また鳴かぬかも

巻10−1953

黒川郡大衡村大衡字平林

昭和万葉の森

妹が見し 楝の花は 散りぬべし

 我が泣く涙 いまだ干なくに

巻5−798

黒川郡大衡村大衡字平林

昭和万葉の森

昼は咲き 夜は恋ひ寝る 合歓木の花

 君のみ見めや 戯奴さへに見よ

巻8−1461

黒川郡大衡村大衡字平林

昭和万葉の森

いにしへの 人の植ゑけむ 杉が枝に

 霞たなびく 春は来ぬらし

巻10−1814

黒川郡大衡村大衡字平林

昭和万葉の森

もののふの 八十娘子らが 汲み乱ふ

 寺井の上の 堅香子の花

巻19−4143

黒川郡大衡村大衡字平林

昭和万葉の森

紫草の にほへる妹を 憎くあらば

 人妻ゆゑに 我れ恋ひめやも

巻1−21

黒川郡大衡村大衡字平林

昭和万葉の森

手に取れば 袖さへにほふ をみなへし

 この白露に 散らまく惜しも

巻10−2115

黒川郡大衡村大衡字平林

昭和万葉の森

山吹の 咲きたる野辺の つほすみれ

 この春の雨に 盛りなりけり

巻8−1444

黒川郡大衡村大衡字平林

昭和万葉の森

あかねさす 紫野行き 標野行き

 野守は見ずや 君が袖振る

巻1−20

黒川郡大衡村大衡字平林

昭和万葉の森

いざ子ども 早く日本へ 大伴の

 御津の浜松 待ち恋ひぬらむ

巻1−63

黒川郡大衡村大衡字平林

昭和万葉の森

初春の 初子の今日の 玉箒

 手に取るからに 揺らく玉の緒

巻20−4493

黒川郡大衡村大衡字平林

昭和万葉の森

春過ぎて 夏来るらし 白栲の

 衣干したり 天の香具山

巻1−28

黒川郡大衡村大衡字平林

昭和万葉の森

夏の野の 茂みに咲ける 姫百合の

 知らえぬ恋は 苦しきものぞ

巻8−1500

黒川郡大衡村大衡字平林

昭和万葉の森

石走る 垂水の上の さわらびの

 萌え出づる春に なりにけるかも

巻8−1418

黒川郡大衡村大衡字平林

昭和万葉の森

高松の この嶺も狭に 笠立てて

 満ち盛りたる 秋の香のよさ

巻10−2233

黒川郡大衡村大衡字平林

昭和万葉の森

一つ松 幾代か経ぬる 吹く風の

 音の清きは 年深みかも

巻6−1042

黒川郡大衡村大衡字平林

昭和万葉の森

春の野に すみれ摘みにと 来し我れぞ

 野をなつかしみ 一夜寝にける

巻8−1424

黒川郡大衡村大衡字平林

昭和万葉の森

春されば まづさきくさの 幸くあらば

 後にも逢はむ な恋ひそ我妹

巻10−1895

黒川郡大衡村大衡字平林

昭和万葉の森

我が園に 梅の花散る ひさかたの

 天より雪の 流れ来るかも

巻5−822

黒川郡大衡村大衡字平林

昭和万葉の森

我が背子が 捧げて持てる ほほがしは

 あたかも似るか 青き蓋

巻19−4204

黒川郡大衡村大衡字平林

昭和万葉の森

あしひきの 山道も知らず 白橿の

 枝もとををに 雪の降れれば

巻10−2315

黒川郡大衡村大衡字平林

昭和万葉の森

家なれば 笥に盛る飯を 草枕

 旅にしあれば 椎の葉に盛る

巻2−142

黒川郡大衡村大衡字平林

昭和万葉の森

ほととぎす 鳴く羽触れにも 散りにけり

 盛り過ぐらし 藤波の花

巻19−4193

黒川郡大衡村大衡字平林

昭和万葉の森

天の原 振り放け見れば 白真弓

 張りて懸けたり 夜道はよけむ

巻3−289

黒川郡大衡村大衡字平林

昭和万葉の森

あしひきの 山のしづくに 妹待つと

 我れ立ち濡れぬ 山のしづくに

巻2−107

黒川郡大衡村大衡字平林

昭和万葉の森

我を待つと 君が濡れけむ あしひきの

 山のしづくに ならましものを

巻2−108

黒川郡大衡村大衡字平林

昭和万葉の森

我が背子が かざしの萩に 置く露を

 さやかに見よと 月は照るらし

巻10−2225

黒川郡大衡村大衡字平林

昭和万葉の森

秋の野に 咲きたる花を 指折り

 かき数ふれば 七種の花

萩の花 尾花葛花 なでしこの花

 をみなへし また藤袴 朝顔の花

巻8−1537・1538

黒川郡大衡村大衡字平林

昭和万葉の森

我がやどの 蒔きしなでしこ いつしかも

 花に咲きなむ なそへつつ見む

巻8−1448

多賀城市中央

市文化センター

「大伴家持薨後千二百年記念碑」

遠田郡桶谷町字下町

黄金山神社

「日本黄金始出地」碑

万葉集 万葉歌碑 宮城県

万葉集を携えて

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