大阪府

大阪市西淀川区姫島

姫島神社

妹が名は 千代に流れむ 姫島の

 小松がうれに 蘿生すまでに

巻2−228

大阪市西淀川区大和田

住吉神社

浜清み 浦うるはしみ 神代より

 千船の泊つる 大和田の浜

巻6−1067

大阪市浪速区元町

難波八阪神社

海行かば 水漬く屍 山行かば 草生す屍

 大君の 辺にこそ死なめ 顧みはせじ・・

巻18−4094

大阪市生野区巽西

横野神社跡

紫草の 根延ふ横野の 春野には

 君を懸けつつ うぐひす鳴くも

巻10−1825

大阪市住吉区東粉浜

南海粉浜駅前

住吉の 粉浜のしじみ 開けもみず

 隠りてのみや 恋ひわたりなむ

巻6−997

大阪市住吉区住吉

住吉大社反り橋西

19−4243・1−69・3−283・6−999

7−1275・2−121・12−3076

7−1274・6−932・7−1156・7−1159

6−1002・7−1361・7−1147

10−1886・10−2244・7−1273

大阪市住之江区浜口東

住吉公園汐掛道

住吉の 粉浜のしじみ 開けもみず

 隠りてのみや 恋ひわたりなむ

巻6−997

大阪市住吉区千躰

細江川碑文

住吉の 浅沢小野の かきつはた

 衣に摺り付け 着む日知らずも

巻7−1361

大阪市住之江区安立

安立南公園・「霰松原」碑

霰打つ 安良礼松原 住吉の

 弟日娘子と 見れど飽かぬかも

巻1−65

池田市呉服町

池田駅せせらぎモール広場

かくのみに ありけるものを 猪名川の

 奥を深めて 我が思へりける

巻16−3804

豊中市緑丘

豊中不動尊

玉かつま 島熊山の 夕暮れに

 ひとりか君が 山道越ゆらむ

巻12−3193

吹田市津雲台

千里南公園

石走る 垂水の水の はしきやし

 君に恋ふらく 我が心から

巻12−3025

吹田市津雲台

千里南公園

あかねさす 紫野行き 標野行き

 野守は見ずや 君が袖振る

巻1−20

吹田市津雲台

千里南公園

防人に 行くは誰が背と 問ふ人を

 見るが羨しさ 物思ひもせず

巻20−4425

吹田市津雲台

千里南公園

君がため 山田の沢に ゑぐ摘むと

 雪消の水に 裳の裾濡れぬ

巻10−1839

吹田市泉町

阪急吹田駅西口

石走る 垂水の上の さわらびの

 萌え出づる春に なりにけるかも

巻8−1418

吹田市片山

片山北ふれあい公園

ま愛しみ さ寝に我は行く 鎌倉の

 水無瀬川に 潮満つなむか

巻14−3366

吹田市垂水町

垂水神社

石走る 垂水の上の さわらびの

 萌え出づる春に なりにけるかも

巻8−1418

吹田市垂水町

垂水神社・由緒碑文中

石走る 垂水の上の さわらびの

 萌え出づる春に なりにけるかも

命をし 幸くよけむと 石走る

 垂水の水を むすびて飲みつ

巻8−1418・巻7−1142

摂津市千里丘

東千里丘駅前広場

洗ひ衣 取替川の 川淀の

 淀まむ心 思ひかねつも

巻12−3019

枚方市香里ケ丘

税務大学校大阪研修所

石走る 垂水の上の さわらびの

 萌え出づる春に なりにけるかも

巻8−1418

枚方市香里ケ丘

観音山公園044

彦星の 妻迎へ舟 漕ぎ出らし

 天の川原に 霧の立てるは

巻8−1527

田村氏HP写真借用

交野市倉治

機物神社参道045

織女の 五百機立てて 織る布の

 秋さり衣 誰れか取り見む

巻10−2034

田村氏HP写真借用

東大阪市足代

布施駅

河内女の 手染めの糸を 繰り返し

 片糸にあれど 絶えむと思へや

巻7−1316

東大阪市東豊浦町

牧岡公園

夕されば ひぐらし来鳴く 生駒山

 越えてぞ我が来る 妹が目を欲り

巻15−3589

八尾市天王寺屋

志紀駅前

真鉋持ち 弓削の川原の 埋れ木の

 あらはるましじき ことにあらなくに

巻7−1385

柏原市安堂

安堂交差点・大和川堤防

しなでる 片足羽川の さ丹塗りの

 大橋の上ゆ 紅の 赤裳裾引き・・

大橋の 頭に家あらば ま悲しく

 ひとり行く子に やど貸さましを

巻9−1742・1743

柏原市国分本町

河内国分駅前

大橋の 頭に家あらば ま悲しく

 ひとり行く子に やど貸さましを

巻9−1743

柏原市高井田

高井田駅南駅前広場

島山を い行き廻れる 川沿ひの

 岡辺の道ゆ 昨日こそ・・・

巻9−1751

藤井寺市岡

藤井寺駅北出口前

春されば ををりにををり うぐひすの

 鳴く我が山斎ぞ やまず通はせ

巻6−1012

羽曳野市軽里

峰塚公園

霞立つ 野の上の方に 行きしかば

 うぐひす鳴きつ 春になるらし

巻8−1443

羽曳野市飛鳥

上ノ太子駅前

明日香川 黄葉流る 葛城の

 山の木の葉は 今し散るらし

巻10−2210

富田林市彼方

彼方小学校

彼方の 埴生の小屋に 小雨降り

 床さへ濡れぬ 身に添へ我妹

巻11−2683

南河内郡太子町

山田町役場

明日香川 黄葉流る 葛城の

 山の木の葉は 今し散るらし

巻10−2210

南河内郡太子町太子

叡福寺

うつそみの 人にある我れや 明日よりは

 二上山を 弟背と我が見む

巻2−165

南河内郡太子町

山田竹内街道岩屋口登山口

二上に 隠らふ月の 惜しけれど

 妹が手本を 離るるこのころ

巻11−2668

堺市大仙町

仁徳陵西遊歩道

ありつつも 君をば待たむ うち靡く

 我が黒髪に 霜の置くまでに

巻2−87

堺市大仙町

仁徳陵西遊歩道046

君が行き 日長くなりぬ 山たづね

 迎へか行かむ 待ちにか待たむ

巻2−85

堺市大仙町

仁徳陵西遊歩道047

かくばかり 恋ひつつあらずは 高山の

 磐根し枕きて 死なましものを

巻2−86

堺市大仙町

仁徳陵西遊歩道048

秋の田の 穂の上に霧らふ 朝霞

 いつへの方に 我が恋やまむ

巻2−88

堺市大仙町

仁徳陵西遊歩道049

居明かして 君をば待たむ ぬばたまの

 我が黒髪に 霜は降るとも

巻2−89

堺市三国丘

方違神社

三国山 木末に住まふ むざさびの

 鳥待つごとく 我れ待ち痩せむ

巻7−1367

堺市三原台

本郷氏宅

春柳 葛城山に 立つ雲の

 立ちても居ても 妹をしぞ思ふ

巻11−2453

個人所有のため

『犬養孝万葉歌碑』から写真借用

堺市上之

荒田神社

梓弓 末のはら野に 鳥猟する

 君が弓弦の 絶えむと思へや

巻11−2638

高石市綾園町高石

藤井病院玄関前

大伴の 高石の浜の 松が根を

 枕き寝れど 家し偲はゆ

巻1−66

堺市南区泉田中泉北藤井病院に移設

さらに、

堺市西区浜寺公園町浜寺公園に移設

高石市西取石

加茂小学校北側ノ交差点

妹が手を 取石の池の 波の間ゆ

 鳥が音異に鳴く 秋過ぎぬらし

巻10−2166

和泉市上町

堺泉北有料道下

妹が手を 取石の池の 波の間ゆ

 鳥が音異に鳴く 秋過ぎぬらし

巻10−2166

岸和田市北町

古城川緑道欄干橋近く

茅渟の海の 浜辺の小松 根深めて

 我れ恋ひわたる 人の子ゆえに

巻11−2486

泉南郡岬町

深日漁港北側

時つ風 吹の浜に 出で居つつ

 贖ふ命は 妹がためこそ

巻12−3201

八尾市恩智中町

八尾第一万葉植物公園

八尾市大竹

八尾第二万葉植物公園

万葉植物の歌碑

41基

第二公園は廃園になりました

万葉集 万葉歌碑 大阪府

万葉集を携えて

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