島根県

八束郡東出雲町西足山

出雲郷神社西・意宇川畔

意宇の海の 川原の千鳥 汝が鳴けば

 我が佐保川の 思ほゆらくに

巻3−371

大田市静間町魚津海岸

静の窟(洞窟内)

大汝 少彦名の いましけむ

 志都の石室は 幾代経ぬらむ

巻3−355

大田市三瓶町

浮布池畔

君がため 浮沼の池の 菱摘むと

 我が染めし袖 濡れにけるかも

巻7−1249

邑智郡美郷町湯抱温泉

湯本橋「鴨山 柿本人麿終焉地」碑

鴨山の 岩根しまける 我れをかも

 知らにと妹が 待ちつつあるらむ

巻2−223

江津市島の星町

人丸神社

石見のや 高角山の 木の間より

 我が振る袖を 妹見つらむか

巻2−132

江津市島の星町高角山公園

「萬葉銅像建立記念碑」

な思ひと 君は言へども 逢はむ時

 いつと知りてか 我が恋ひずあらむ

石見の海 角の浦みを 浦なしと

 人こそ見らめ 潟なしと・・・

巻2−140・131の一部

写真・田村氏HPより借用

江津市二宮町神主

二宮交流館「依羅娘子生誕伝承の里」碑

今日今日と 我が待つ君は 石川の

 峡に交りて ありといはずやも

直に逢はば 逢ひかつましじ 石川に

 雲立ち渡れ 見つつ偲はむ

巻2−224・225

江津市二宮町神主

君寺

な思ひと 君は言へども 逢はむ時

 いつと知りてか 我が恋ひずあらむ

巻2−140

江津市都野津町

柿本神社

石見のや 高角山の 木の間より

 我が振る袖を 妹見つらむか

巻2−132

江津市波子町大崎

石見海浜公園駐車場

つのさはふ 石見の海の 言さへく

 唐の崎なる 海石にぞ 深海松生ふる

 荒磯にぞ 玉藻は生ふる・・・

巻2−135の一部

益田市高津町

柿本神社

鴨山の 岩根しまける 我れをかも

 知らにと妹が 待ちつつあるらむ

巻2−223

益田市高津町

県立万葉公園石の広場

我が恋は 千引の石を 七ばかり

 首に懸けむも 神のまにまに

巻4−743

益田市高津町

県立万葉公園・人麻呂展望広場

笹の葉は み山もさやに さやけども

 我れは妹思ふ 別れ来ぬれば

巻2−133

写真は移設前

益田市高津町

県立万葉公園・人麻呂展望広場

東の 野にかぎろひの 立つ見えて

 かへり見すれば 月かたぶきぬ

巻1−48

益田市高津町

県立万葉公園・人麻呂展望広場

ま草刈る 荒野にはあれど 黄葉の

 過ぎにし君が 形見とぞ来し

巻1−47

益田市高津町

県立万葉公園・人麻呂展望広場

飛ぶ鳥 明日香の川の 上つ瀬に

 生ふる玉藻は 下つ瀬・・・

巻2−194

写真・田村氏HPより借用

益田市高津町

県立万葉公園・人麻呂展望広場

敷栲の 袖交へし君 玉垂の

 越智野過ぎ行く またも逢はめやも

巻2−195

写真・田村氏HPより借用

益田市高津町

県立万葉公園・人麻呂展望広場

黄葉の 散りゆくなへに 玉梓の

 使を見れば 逢ひし日思ほゆ

巻2−209

益田市高津町

県立万葉公園・人麻呂展望広場

もののふの 八十宇治川の 網代木に

 いさよふ波の ゆくへ知らずも

巻3−264

益田市高津町

県立万葉公園・人麻呂展望広場

去年見てし 秋の月夜は 照らせども

 相見し妹は いや年離る

巻2−211

益田市高津町

県立万葉公園・人麻呂展望広場

天離る 鄙の長道ゆ 恋ひ来れば

 明石の門より 大和島見ゆ

巻3−255

益田市高津町

県立万葉公園・人麻呂展望広場

燈火の 明石大門に 入らむ日や

 漕ぎ別れなむ 家のあたり見ず

巻3−254

写真・田村氏HPより借用

益田市高津町

県立万葉公園・人麻呂展望広場

沖つ波 来寄する荒磯を 敷栲の

 枕とまきて 寝せる君かも

巻2−222

益田市高津町

県立万葉公園・人麻呂展望広場

妻もあらば 摘みて食げまし 沙弥の山

 野の上のうはぎ 過ぎにけらずや

巻2−221

益田市高津町

県立万葉公園・人麻呂展望広場

衾ぢを 引手の山に 妹を置きて

 山道を行けば 生けりともなし

巻2−212

益田市高津町

県立万葉公園・人麻呂展望広場

秋山の 黄葉を茂み 惑ひぬる

 妹を求めむ 山道知らずも

巻2−208

写真・田村氏HPより借用

益田市高津町

県立万葉公園・人麻呂展望広場

あしひきの 山川の瀬の 鳴るなへに

 弓月が岳に 雲立ちわたる

巻7−1088

益田市高津町

県立万葉公園・人麻呂展望広場

山の際ゆ 出雲の子らは 霧なれや

 吉野の山の 嶺にたなびく

巻3−429

益田市高津町

県立万葉公園・人麻呂展望広場

道の辺の いちしの花の いちしろく

 人皆知りぬ 我が恋妻は

巻11−2480

益田市高津町

県立万葉公園・人麻呂展望広場

淡海の海 夕浪千鳥 汝が鳴けば

 情もしのに 古思ほゆ

巻3−266

益田市高津町

県立万葉公園・人麻呂展望広場

つのさはふ 石見の海の 言さへく

 唐の崎なる 海石にぞ・・・

巻2−135

写真・田村氏HPより借用

益田市高津町

県立万葉公園・人麻呂展望広場

青駒が 足掻きを速み 雲居にぞ

 妹があたりを 過ぎて来にける

巻2−136

益田市高津町

県立万葉公園・人麻呂展望広場

秋山に 散らふ黄葉 しましくは

 な散り乱ひそ 妹があたり見む

巻2−137

写真・田村氏HPより借用

益田市高津町

県立万葉公園・人麻呂展望広場

な思ひと 君は言へども 逢はむ時

 いつと知りてか 我が恋ひずあらむ

巻2−140

益田市高津町

県立万葉公園・人麻呂展望広場

石見の海 打歌の山の 木の間より

 我が振る袖を 妹見つらむか

巻2−139

益田市高津町

県立万葉公園・人麻呂展望広場

石見のや 高角山の 木の間より

 我が振る袖を 妹見つらむか

巻2−132

益田市高津町

県立万葉公園・人麻呂展望広場

鴨山の 岩根しまける 我れをかも

 知らにと妹が 待ちつつあるらむ

巻2−223

益田市高津町

県立万葉公園・人麻呂展望広場

今日今日と 我が待つ君は 石川の

 峡に交りて ありといはずやも

巻2−224

益田市高津町

県立万葉公園・人麻呂展望広場

直に逢はば 逢ひかつましじ 石川に

 雲立ち渡れ 見つつ偲はむ

巻2−225

写真・田村氏HPより借用

益田市高津町

県立万葉公園・人麻呂展望広場

荒波に 寄り来る玉を 枕に置き

 我れここにありと 誰れか告げけむ

巻2−226

益田市高津町

県立万葉公園・人麻呂展望広場

天離る 鄙の荒野に 君を置きて

 思ひつつあれば 生けるともなし

巻2−227

益田市高津町

県立万葉公園・人麻呂展望広場

いにしへに ありけむ人も 我がごとか

 妹に恋ひつつ 寐ねかてずけむ

巻4−497

益田市高津町

県立万葉公園・人麻呂展望広場

妹がため 菅の実摘みに 行きし我れ

 山道に惑ひ この日暮らしつ

巻7−1250

益田市高津町

県立万葉公園・人麻呂展望広場

君がため 浮沼の池の 菱摘むと

 我が染めし袖 濡れにけるかも

巻7−1249

益田市高津町

県立万葉公園・人麻呂展望広場

大汝 少彦名の いましけむ

 志都の石室は 幾代経ぬらむ

巻3−355

益田市高津町

県立万葉公園・人麻呂展望広場

意宇の海の 川原の千鳥 汝が鳴けば

 我が佐保川の 思ほゆらくに

巻3−371

益田市内田町

石見空港駐車場

石見のや 高角山の 木の間より

 我が振る袖を 妹見つらむか

巻2−132

益田市喜河弥町

国道191号線沿い・ふれあい広場

石見の海 角の浦みを 浦なしと

 人こそ見らめ 潟なしと・・・

巻2−131

益田市西平原町

鎌手公民館

伎波都久の 岡のくくみら 我れ摘めど

 籠にも満たなふ 背なと摘まさね

巻14−3444

邑智郡邑南町岩屋

志都岩屋神社

大汝 少彦名の いましけむ

 志都の石室は 幾代経ぬらむ

巻3−355

鹿足郡吉賀町六日市樋口

早田氏裏山かたくり群生地

もののふの 八十娘子らが 汲み乱ふ

 寺井の上の 堅香子の花

巻19−4143

万葉集 万葉歌碑 島根県

万葉集を携えて

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