静岡県

浜松市北区三ヶ日町下尾奈

乎那の峯遺跡・浅間山山頂

花散らふ この向つ峰の 乎那の峰の

 ひじにつくまで 君が齢もがも

巻14−3448

浜松市北区三ヶ日町宇志

三ヶ日中学校

遠江 志留波の磯と 爾閇の浦と

 合ひてしあらば 言も通はむ

花散らふ この向つ峰の 乎那の峰の

 ひじにつくまで 君が齢もがも

巻20−4324・巻14−3448

浜松市北区細江町気賀

西気賀小学校

遠江 引佐細江の 澪標

 我れを頼めて あさましものを

巻14−3429

浜松市北区細江町気賀葭本

小森橋南

霰降り 遠江の 吾跡川楊 刈れども

 またも生ふといふ 吾跡川楊

巻7−1293

浜松市北区細江町気賀葭本

小森橋南

霰降り 遠江の 吾跡川楊 刈れども

 またも生ふといふ 吾跡川楊

巻7−1293

浜松市細江町気賀

細江公園

遠江 引佐細江の 澪標

 我れを頼めて あさましものを

巻14−3429

浜松市浜北区宮口

麁玉公民館

あらたまの 伎倍の竹垣 網目ゆも

 妹し見えなば 我れ恋ひめやも

巻11−2530

浜松市浜北区宮口

八幡神社

我が妻は いたく恋ひらし 飲む水に

 影さへ見へて よに忘られず

巻20−4322

浜松市浜北区西美園

浜北総合事務所

銀も 金も玉も 何せむに

 まされる宝 子にしかめやも

巻5−803

浜松市浜北区貴布祢

浜北文化センター

麁玉の 伎倍の 林に 汝を立てて

 行きかつましじ 寐を先立たね

巻14−3353

浜松市浜北区平口

万葉の森公園

我が妻は いたく恋ひらし 飲む水に

 影さへ見へて よに忘られず

巻20−4322

浜松市浜北区平口

万葉の森公園

伎倍人の まだら衾に 綿さはだ

 入りなましもの 妹が小床に

巻14−3354

浜松市浜北区平口

万葉の森公園

磯の上に 生ふる馬酔木を 手折らめど

 見すべき君が 在りと言はなくに

巻2−166

浜松市北区三方原町

三方原小学校

引馬野に にほふ榛原 入り乱れ

 衣にほはせ 旅のしるしに

巻1−57

浜松市中区東伊場町

真淵翁顕彰碑広場

引馬野に にほふ榛原 入り乱れ

 衣にほはせ 旅のしるしに

巻1−57

浜松市中区利町

五社公園

引馬野に にほふ榛原 入り乱れ

 衣にほはせ 旅のしるしに

巻1−57

浜松市中区鹿谷町

浜松文芸館

引馬野に にほふ榛原 入り乱れ

 衣にほはせ 旅のしるしに

巻1−57

浜松市中区萩丘

朏三日月稲荷社

引馬野に にほふ榛原 入り乱れ

 衣にほはせ 旅のしるしに

巻1−57

浜松市南区下江町

南陽公民館・図書館

畏きや 命被り 明日ゆりや

 草が共寝む 妹なしにして

巻20−4321

浜松市南区下江町

南陽公民館・図書館

我が妻も 絵に描き取らむ

 暇もが 旅行く我れは 見つつ偲はむ

巻20−4327

浜松市南区江之島町

遠州灘海浜公園

遠江 志留波の磯と 爾閇の浦と

 合ひてしあらば 言も通はむ

巻20−4324

磐田市豊岡

なぎのき会館

遠江 志留波の磯と 爾閇の浦と

 合ひてしあらば 言も通はむ

巻20−4324

磐田市見付

ワークピア磐田・駐車場

九月の その初雁の 使にも

 思ふ心は 聞こえ来ぬかも

大の浦の その長浜に 寄する波

 ゆたけく君を 思ふこのころ

巻8−1614・1615

磐田市今の浦

今の浦公園

九月の その初雁の 使にも

 思ふ心は 聞こえ来ぬかも

大の浦の その長浜に 寄する波

 ゆたけく君を 思ふこのころ

巻8−1614・1615

磐田市御殿

御殿遺跡公園

畏きや 命被り 明日ゆりや

 草が共寝む 妹なしにして

我が妻も 絵に描き取らむ 暇もが

 旅行く我れは 見つつ偲はむ

巻20−4321・4327

袋井市川井

袋井中学校

時々の 花は咲けども 何すれぞ

 母とふ花の 咲き出来ずけむ

遠江 志留波の磯と 爾閇の浦と

 合ひてしあらば 言も通はむ

巻20−4323・4324

袋井市浅名

浅羽図書館

紅の 浅葉の野らに 刈る草の

 束の間も 我れを忘らすな

巻11−2763

袋井市梅山

八幡神社

浅葉野に 立ち神さぶる 菅の根の

 ねもころ誰がゆゑ 我が恋ひなくに

巻12−2863

掛川市城西

掛川西高校

父母も 花にもがもや 草枕

 旅は行くとも 捧ごて行かむ

巻20−4325

御前崎市白羽

白羽海岸通

遠江 志留波の磯と 爾閇の浦と

 合ひてしあらば 言も通はむ

巻20−4324

島田市河原

大井川河川敷・川越広場

田子の浦ゆ うち出でて見れば 真白にぞ

 富士の高嶺に 雪は降りける

巻3−318

河川敷マラソンコース内に移設

島田市河原

大井川河川敷・川越広場

坂越えて 阿倍の田の面に 居る鶴の

 ともしき君は 明日さへもがも

巻14−3523

河川敷マラソンコース内に移設

藤枝市志太

金比羅神社

志太の浦を 朝漕ぐ舟は よしなしに

 漕ぐらめかもよ よしこさるらめ

巻14−3430

焼津市花沢

花沢の里・水車小屋近く

焼津辺に 我が行きしかば 駿河なる

 阿倍の市道に 逢ひし子らはも

巻3−284

静岡市駿河区丸子

佐渡公民館

左和多里の 手児にい行き逢ひ 赤駒が

 足掻きを速み 言とはず来ぬ

巻14−3540

静岡市駿河区北丸子

手児の呼坂

東道の 手児の呼坂 越えて去なば

 我れは恋ひなむ 後は逢ひぬとも

巻14−3477

静岡市駿河区みずほ

長田南中学校

坂越えて 阿倍の田の面に 居る鶴の

 ともしき君は 明日さへもがも

巻14−3523

静岡市葵区与一

北部図書館

銀も 金も玉も 何せむに

 まされる宝 子にしかめやも

巻5−803

静岡市葵区西草深町

西草深公園

焼津辺に 我が行きしかば 駿河なる

 阿倍の市道に 逢ひし子らはも

巻3−284

静岡市清水区日本平

山頂駐車場横

水鳥の 立ちの急ぎに 父母に

 物言ず来にて 今ぞ悔しき

巻20−4337

静岡市清水区三保

三保の松原・羽衣の松前

風早の 三穂の浦みを 漕ぐ舟の

 舟人騒く 波立つらしも

巻7−1228

静岡市清水区三光町

清水第三中学校

父母が 頭掻き撫で 幸くあれて

 言ひし言葉ぜ 忘れかねつる

巻20−4346

静岡市清水区真砂町

清水駅西口ロータリー脇

橘の 美袁利の里に 父を置きて

 道の長道は 行きかてのかも

巻20−4341

静岡市清水区興津清見寺町

清見潟公園

廬原の 清見の崎の 三保の浦の

 ゆたけき見つつ もの思ひもなし

巻3−296

静岡市清水区興津中町

東部老人憩の家

磐城山 直越え来ませ 磯崎の

 許奴美の浜に 我れ立ち待たむ

巻12−3195

静岡市清水区立花

立花自治会館近く

橘の 美袁利の里に 父を置きて

 道の長道は 行きかてのかも

巻20−4341

静岡市清水区由比

本光寺

畳薦 牟良自が磯の 離り磯の

 母を離れて 行くが悲しさ

巻20−4338

富士市前田茨島

田子の浦港

神さびて 高く貴き 駿河なる

 富士の高嶺を 天の原・・・

田子の浦ゆ うち出でて見れば 真白にぞ

 富士の高嶺に 雪は降りける

巻3−317・318

富士市前田新田

富士見公園

田子の浦ゆ うち出でて見れば 真白にぞ

 富士の高嶺に 雪は降りける

巻3−318

富士市田子

天満宮

田子の浦ゆ うち出でて見れば 真白にぞ

 富士の高嶺に 雪は降りける

巻3−318

富士市伝法

広見公園・歴史民俗資料館

天の原 富士の柴山 この暗の

 時ゆつりなば 逢はずかもあらむ

巻14−3355

三島市一番町

市立公園楽寿園・万葉の庭

冬こもり 春さり来れば 鳴かざりし

 鳥も来鳴きぬ 咲かざりし・・・

巻1−16

熱海市梅園町

熱海梅園

いにしへに 恋ふる鳥かも 弓弦葉の

 御井の上より 鳴き渡り行く

巻2−111

熱海市梅園町

熱海梅園

梅の花 今盛りなり 百鳥の

 声の恋しき 春来るらし

巻5−834

熱海市梅園町

熱海梅園

一本の なでしこ植ゑし その心

 誰れに見せむと 思ひそめけむ

巻18−4070

熱海市梅園町

熱海梅園

立ちて思ひ 居てもぞ思ふ 紅の

 赤裳裾引き いにし姿を

巻11−2550

熱海市梅園町

熱海梅園

春の野に すみれ摘みにと 来し我れぞ

 野をなつかしみ 一夜寝にける

巻8−1424

熱海市梅園町

熱海梅園

もののふの 八十娘子らが 汲み乱ふ

 寺井の上の 堅香子の花

巻19−4143

熱海市梅園町

熱海梅園

ひぐらしの 鳴きぬる時は をみなへし

 咲きたる野辺を 行きつつ見べし

巻17−3951

熱海市梅園町

熱海梅園

朝顔は 朝露負ひて 咲くといへど

 夕影にこそ 咲きまさりけれ

巻10−2104

伊東市鎌田

八代田林道・万葉の小径

春の野に すみれ摘みにと 来し我れぞ

 野をなつかしみ 一夜寝にける

巻8−1424

伊東市鎌田

八代田林道・万葉の小径

朝露に 咲きすさびたる 月草の

 日くたつなへに 消ぬべく思ほゆ

巻10−2281

伊東市鎌田

八代田林道・万葉の小径

道の辺の いちしの花の いちしろく

 人皆知りぬ 我が恋妻は

巻11−2480

伊東市鎌田

八代田林道・万葉の小径

手に取れば 袖さへにほふ をみなへし

 この白露に 散らまく惜しも

巻10−2115

伊東市鎌田

八代田林道・万葉の小径

この雪の 消残る時に いざ行かな

 山橘の 実の照るも見む

巻19−4226

伊東市鎌田

八代田林道・万葉の小径

夏葛の 絶えぬ使の よどめれば

 事しもあるごと 思ひつるかも

巻4−649

万葉集 万葉歌碑 静岡県

万葉集を携えて

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