安礼の崎 蒲郡市西浦町御前崎 二年壬寅に、太上天皇、三河の国に幸す時の歌 いづくにか 舟泊てすらむ 安礼の崎 漕ぎ廻み行きし 棚なし小舟 巻1−58 右の一首は高市連黒人 「安礼の崎」は、ここ蒲郡市の御前崎や御津町音羽川河口あるいは静岡県浜名湖近くなどが比定される。 ・・・・・ ここ御前崎からは三河湾が一望でき、対岸の渥美半島が見える。 御前崎の小高い山上から望むと、歌の意そのままのような風景が見られ、海上行く船も小舟のように漕ぎ廻み行く。 ・・・ 万葉歌碑は、稲村神社の鳥居前にある。 ・・・・・ 「安礼の崎」の万葉歌碑(愛知県)
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