二見の道

豊川市御油町追分

高市連黒人が羈旅の歌

妹も我れも 一つなれかも 三河なる 二見の道ゆ 別れかねつる  巻3−276

東海道を東に向うと、豊川市御油町追分の交差点で道は二つに分れる。

浜名湖に向って南の道が東海道の本線で、浜名湖近くは険しい道となる。

そのため、北の道が姫街道の起点となり、本坂峠を越え、浜名湖の北側にでる。

黒人の歌は「一つ、三河、二見」と語呂合わせの歌だが、万葉の頃からここを分岐に二つの道があったのだろう。

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万葉歌碑は、豊川市ではなく蒲郡市西浦町御前崎にある「万葉の小道」の歌碑

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