室の浦 鳴島

兵庫県相生市金ヶ崎

室の浦の 瀬戸の崎なる 鳴島の 磯越す波に 濡れにけるかも  巻12−3164

相生市街から金ヶ崎に向う。

相生湾の東側を南に進むと、金ヶ崎へのくねった山道になる。舗装された広い道でもちろん車で行ける。

途中に「万葉の岬」と刻された石標が立つ。相生湾が美しい。万葉で詠まれた「縄の浦」はこの相生湾のことと云われる。

さらに奥に進むと、金ヶ崎先端の高台に出る。瀬戸内海を一望する景観が広がる。

駐車場から岬の突端までは徒歩だ。7〜800bくらいの小道を海岸に向って降りることになる。

帰りを考えるとちょっと「しんどいなぁ」と思ったけれど、左右に広がる瀬戸内海の島々を満喫できる。

案内板には「東は明石海峡、西は牛窓、さえぎるものなく雲煙の彼方へ連なる万葉故地。沖合いはるかに霞む淡路島、家島、四国」とある。

岬の先端近くまで行くと、眼下に小さな丸い小山のような島が見えてくる。

万葉で「鳴島」、今は君島と呼ばれている。

手が届くほどに近い。万葉人はこのような島々を廻りながら次の目的地を目指したのだろう。

高台に戻ると、万葉歌碑がある。

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