陸奥山  黄金山神社

宮城県遠田郡涌谷町黄金迫

陸奥の国に金を出だす 詔書を賀く歌

天皇の 御代栄えむと 東なる 陸奥山に 金花咲く  巻18−4097

天平二一年(749)二月、陸奥国小田郡産出の黄金900両(約13s)が聖武天皇の下に届いた。

献上者は陸奥国守百済王敬福(クダラノコニキシキョウフク)。

当時、朝廷では造営中の東大寺大仏に塗る金の調達に苦慮していたところであり、

この朗報は聖武天皇を大いに喜ばせ、「陸奥国より金を出せる詔」を発し、年号も天平から天平感宝と改めた。

越中国守であった大伴家持は「詔書を賀ぐ歌」として長歌と反歌三首を詠んだ。

その一首に「みちのく山に黄金花咲く」がある。

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産金地は、長歌に「陸奥の小田なる山」とあり、それがこの地涌谷町黄金迫の山地とされ、そのふところに黄金山神社は建つ。

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境内には日本黄金始出地碑と万葉歌碑が立つ。

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