生駒山  暗峠

生駒市

夕されば ひぐらし来鳴く 生駒山 越えてぞ我が来る 妹が目を欲り  巻15−3589

君があたり 見つつも居らむ 生駒山 雲なたなびき 雨は降るとも  巻12−3032

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下は生駒山山頂にある万葉歌碑の写真、

碑の後には回転遊戯機が並ぶ「生駒山上遊園地」である。

「神さぶる生駒高嶺」は吹っ飛んでしまう。

TVや携帯電話のアンテナが林立し、もはやこの山頂に万葉を偲ぶ風景はない。

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暗 峠

生駒市と平群町の境辺りに生駒山を越える「暗峠」がある。

往古から生駒山を越える峠として使われた道だ。

万葉のころよりも後のことだろうが、石畳敷かれた道は風情がある。

昔は旅籠だったという家々が並び、ここを越えると東大阪市の枚岡神社の脇に出られる。

遣新羅使人の秦間満も馬でこの峠を越え妹に逢いに行ったのだろうか。

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