西の市  平城京

大和郡山市北郡山町

西の市に ただひとり出でて 目並べず 買ひてし絹の 商じこりかも  巻7−1264

西の市

平城京には東西に市が置かれていた。

右京八条二坊にあったという西の市が大和郡山市のこの地いう。

万葉歌の解説には、

歌垣で選んだ相手が見かけ倒しであったことを悔んだ歌、

という説明があるがそんなことなら「ざまぁみろ!」ってこと。

歌の通り、買った絹が失敗だったというようなことは今でもよくあることで、

いわゆる衝動買い、

小生も一度も着けたことがないネクタイや、一、二度手を通しただけのセーターやシャツがある。

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