三輪山 箸墓

奈良県桜井市三輪

三輪山を しかも隠すか 雲だにも 心あらなも 隠さふべしや  巻1−18

春山は 散り過ぎぬとも 三輪山は いまだふふめり 君待ちかてに  巻9−1684

大神神社大鳥居・三輪山

井寺池・三輪山

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三輪山は大神神社のご神体として往古から崇敬されてきた山だ。

463bのさほど高い山ではないが、記紀にも登場する歴史を語る山である。

大物主神の妻となった倭迹迹日百襲姫命)の話が『日本書紀』崇神天皇の条にある。

大物主神の本体は蛇であったという話だが、現在も大神神社では供物に蛇の好物の卵が使われる。

正体を知った倭迹迹日百襲姫命は驚いて亡くなってしまった。

それが桜井市箸中にある箸墓といわれる。

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