朽網山  久住山

大分県竹田市久住町栢木

朽網山 夕居る雲の 薄れゆかば 我れは恋ひなむ 君が目を欲り  巻11−2674

万葉に詠われる朽網山は、大分県の久住山といわれる。

九重連山のひとつが久住山、1787b。

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万葉歌碑がある久住町栢木の都野山村広場を訪ねた。

大分市内から車でやってきたが、ずうっと山中の道で、大分は山国だと実感。

そして展望が開けると、かならずすごい神々しい山が見える。この久住町は万葉の朽網山だ。

今回の旅は登山ではないから、この地からの遠望で満足満足。

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万葉歌碑

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万葉歌碑がもうひとつある。

竹田市直入町長湯の直入小学校の裏山にある権現山公園。

ここには「朽網山」の歌碑と、「名欲山」の歌碑2基がある。名欲山もこの地(旧・直入郡)の山と云われる。


朽網山・巻11−2674

名欲山・巻9−1778

名欲山・巻9−1779

藤井連、遷任して京に上る時に、娘子が贈る歌一首

明日よりは 我れは恋ひむな 名欲山 岩踏み平し 君が越え去なば  巻9−1778

藤井連が和ふる歌一首

命をし ま幸くもがも 名欲山 岩踏み平し またまたも来む  巻9−1779

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