名欲山 木原山 大分県竹田市城原 藤井連、遷任して京に上る時に、娘子が贈る歌一首 明日よりは 我れは恋ひむな 名欲山 岩踏み平し 君が越え去なば 巻9−1778 藤井連が和ふる歌一首 命をし ま幸くもがも 名欲山 岩踏み平し またまたも来む 巻9−1779 大分市内から車で竹田市に入ると、道の駅「城原」がある。そこにこんなでっかい万葉の看板がある。 「万葉の里 城原」である。 説明文中には、万葉で読まれた「名欲山」はここから北に見える「木原山」という。 これといって特徴のある山でもなさそうだし、どこにでもありそうな山並みだけど、地元の意見を尊重して、カメラに収めた。 万葉歌碑がここから1`西に行った城原八幡宮の北側、松原公園に立つ。 藤井連さん、こんなところで彼女つくって罪やなあ。 明日は大和に帰るという。「またまたも来む」っていうけど、奈良から名欲山麓までは遠いでえ。 |
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