多麻の浦

岡山県瀬戸内市邑久町尻海

ぬばたまの 夜は明けぬらし 多麻の浦に あさりする鶴 鳴き渡るなり  巻15−3598

備前市から牛窓に向うには、岡山ブルーラインという道を利用すると便利。

瀬戸内の海岸線を走り、途中のPAからは海が望める。

ここ一本松展望園もその一つ。高台にあり眼下に錦海湾が見渡せる。

万葉で詠われた「多麻の浦」はいくつかの候補地があるが、この錦海湾も名乗をあげる。

この歌は遣新羅使人の歌で、難波を発って海路備後に向う途中の歌、

歌順からいうと加古川辺りから鞆の浦までの間のいづれかの浦である。

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万葉歌碑がこの一本松展望園にある。

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岡山ブルーラインのPAでは、近くの海で獲れた海産物や野菜・果物などを即売していて楽しませてくれる。

木箱一杯にシャコが売られていた。

以前、大分県中津市の居酒屋で大鉢に一杯のシャコが出てきて、それを鋏で切りながら食べたことを思い出し、

今夜はこれで一杯と思い立った。

おばちゃんに、そのように食べたらいいんだね、と確認したら、

ここのシャコはそんな大ぶりではなく、茹で上げたシャコを手で剥きながら食べる、

鋏を使ったそんなもったいない食べ方をする人には売れん、素人は指を怪我するだけだ、と云って頑固売ってくれなかった。

私は琵琶湖育ちで、シャコといえば寿司屋さんで食べるもの、一度活きたシャコを買い求めたかったのに・・・。

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