津乎の崎
滋賀県長浜市湖北町津里
若湯座王が歌一首
葦辺には 鶴がね鳴きて 湖風 寒く吹くらむ 津乎の崎はも 巻3−352
琵琶湖の北部は山裾が湖水に迫り、青緑の彩色はとても美しい。
「津乎の崎」と言われる湖北町津の里からさらに北、塩津湾を望む。
湖北町津の里の野田沼に万葉歌碑がある。
以前は沼ではなく入江になっていて良港であったらしい。
道路が貫通し、沼となった。沼には葦群が残るが、湖岸は菜の花が咲く。
4月、湖風も爽やかな春日である。
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