浅葉野

袋井市

紅の 浅葉の野らに 刈る草の 束の間も 我れを忘らすな  巻11−2763

浅葉野に 立ち神さぶる 菅の根の ねもころ誰がゆゑ 我が恋ひなくに  巻12−2863

万葉に詠われた浅葉野は、ここ袋井市(旧・浅羽町)、埼玉県坂戸市浅羽野などがあげられるが、所在未詳が通説。

ここ旧浅羽地区、2005年の合併で袋井市になり、浅羽町の名は消えた。

ここには犬養先生の2基の万葉歌碑があって、やっぱりここが「浅葉野」といいたい。

遠くに冨士山を見る(写真中央)田園風景豊かなところである。

だけど浅羽の地名あっての故地で、袋井市ではどうも馴染まない。

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万葉歌碑

袋井市浅名にある浅羽図書館入口(巻12−2763)

袋井市梅山にある八幡神社の入口(巻11−2863)

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