ち・つばな
浅茅原 つばらつばらに もの思へば 古りにし里し 思ほゆるかも 巻3−333
チガヤ
河原や畑の周囲など、日当たりのよい乾いた草地に群生する多年草。
晩春、葉に先立って花穂をつけ、のちに茎が長くのびて高さ30〜80aとなる。
白い毛を密生した花穂が一面に風にそよぐ光景は大変美しい。
若い花穂は古くからツバナと呼ばれている。
ツバナや白い根にはかすかに甘味がある。
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左の写真は琵琶湖畔で写したもの。
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