ひかげ
あしひきの 山下ひかげ かづらける 上にやさらに 梅をしのはむ 巻19−4278
ヒカゲノカズラ
ヒカゲノカズラ科の常緑シダ植物。
茎は細長く地に匐い、2〜3bに達し、二又分枝。
葉は線状で細かく、茎に密生。
夏、細茎を分枝し、頂に数個の子嚢穂をつける。
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新嘗祭、大嘗祭などの神事に、
物忌みのしるしとして冠の笄の左右に結んで垂れた組紐をヒカゲノカズラというが、
もとはこの植物を用いたことによる。
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