ひ(檜)
石走る 近江の国の 衣手の 田上山の 真木さく 檜のつまでを もののふの 八十宇治川に 玉藻なす 浮かべ流せれ・・ 巻1−50
ヒノキ
ヒノキ科ヒノキ属常緑高木。
古くから日本人の生活と結びつきが深く、スギとともに建築材として最も広く利用されている。
高さは普通20〜30b、大きいものは高さ50b、直径2.5bのもなる。
花は4月に開く。
雌雄同株。球果はその年の秋に成熟する。(写真)
このヒノキの写真は、
巻1−50で詠まれる田上山近くで撮ったもの。
藤原宮造営に使われたヒノキの子孫かもしれない。
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