からたち

からたちと 茨刈り除け 倉建てむ 屎遠くまれ 櫛造る刀自  巻16−3832

カラタチ

ミカン科カラタチ属落葉低木。

古い時代に渡来した。枝は稜があり、長さ2〜5aの扁平で鋭い刺が互生する。

4〜5月、葉より早く直径3.5〜5aの白い花が咲く。

花弁は5個。果実は直径約3aの球形で黄色に熟す。薬用にする。

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昔はといっても私たちの子どもの頃は、生垣としてこのカラタチをよく見かけた。

鋭い刺が外部からの進入を阻止しようというのだろうけど、

熊やいのししもそうは進入してこないだろうし、

人間様であればこんなセキュリティでは安心できない。

それより自分自身がこの刺で怪我をしたりしてカラタチは取り除かれ、

セコムに変わるということだろう。

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『万葉集』に詠われた「からたち」は上記の一首のみ。

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