ときじきふぢ

我がやどの ときじき藤の めづらしく 今も見てしか 妹が笑まひを  巻8−1627

ナツフジ

マメ科ナツフジ属

山地にはえる。つるは右巻き

7〜8月、本年枝の葉のわきから長さ12〜15aの総状花序をだし、長さ1.3〜1.5aの白い蝶形花を多数開く。

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この写真は7月20日に撮影。

万葉歌では夏の六月に咲いた「非時藤」とあり、季節はずれの藤とする説もあるが、

萩と二種そろえて贈ったとすればやはり夏に咲く「ナツフジ」ととるべきだろう。

ナツフジは5月に咲くフジほどに派手さはない。

でも、真夏の暑い山中でこれを見かけるとほっとする可愛い花だ。

ときどき庭木として植栽されている宅を見かける。おしゃれやな、と思う。

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『万葉集』に詠われた「ときじきふぢ」は上記の一首のみ。

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