やなぎ
うち上る 佐保の川原の 青柳は 今は春へと なりにけるかも 巻8−1433
シダレヤナギ
奈良時代に朝鮮を経て渡来したといわれる。
高さ10〜20bになり、細い枝がしだれるのが特徴。
3〜5月、葉より早くまたは同時に基部に3〜5個の小さな葉をつけた尾状花序をだす。
雄花序は長さ2〜4aで雌花序より大きい。
雄花の雄しべは2個で葯は黄色。
雌花の子房は狭卵形で花柱はごく短い。
雄花も雌花も苞は淡黄緑色で卵状楕円形。
・・・・・