うはぎ

春日野に 煙立つみゆ 娘子らし 春野のうはぎ 摘みて煮らしも  巻10−1879

ヨメナ

キク科ヨメナ属

田のあぜや川べりなどに生える多年草。

茎の上部で枝を分け、先端に3aほどの淡紫色の花を1個つける。

代表的な春の若菜として親しまれている。

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万葉集に

明日よりは 春菜摘まむと 標めし野に 昨日も今日も 雪は降りつつ  巻8−1427

があります。

万葉当時からの風習かは定かでありませんが、

正月子の日に若菜を摘んで食べると邪気払いになり病気にならないといいます。

歌に詠む春菜とはこのヨメナのことでしょう。

私なら、フキノトウもいいな、味噌と和えて豆腐田楽に。ツクシもいいな、袴取りは大変だけど。

でも、春の七草は違いますね。せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ。

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『万葉集』に詠まれた「うはぎ」は二首

妻もあらば 摘みて食げまし 沙弥の山 野の上のうはぎ 過ぎにけらずや  巻2−221

春日野に 煙立つみゆ 娘子らし 春野のうはぎ 摘みて煮らしも  巻10−1879

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