2010年

8月1日(日)

桃狩り

ももがいっぱいたべられるから、じ〜じとでんしゃにのって、おかやまにいきました。

とちゅうきょうととおおさかで、じ〜じのだいがくのともだちといっしょになりました。

おかやまにつくと、おさらいっぱいのももがならび、おばちゃんはもも100%のジュースもよういしてくれました。

うれしくてにこにこです。みんなでももとジュースをたべました。とてもおいしい。

  

もものおじちゃんが、木になっているももをとってもいいよっていいます。ぜんぶもってかえっていいよっていいます。

おとうさん、おかあさん、いもうと、ば〜ばのももをいっぱいとりました。

この木はまだ若くって、ちょっとももは小さくて、だからぜんぶぼくたちにあげるって。

でも糖度は14〜15%のとてもおいしいももです。やくわりがあって、木のばんごうだけはちゃんとほうこくして、

もものおじちゃんはらいねんいこうのためのデータを集めます。

じ〜じのともだちといっしょに、たくさんのももをとりました。100こくらいとりました。

 

ももの出荷場には、おおきな「清水白桃」というももがならんでいます。

ここからおきゃくさまにとどけるのです。もうすぐ佐川急便がくるって、みんなおおいそがしです。

ぼくたちのとったももは、おじちゃんの検査のあと、じ〜じのともだちとわけわけして、おみやげ用のはこにじぶんでつめました。

 

じ〜じは、ぼくのとったももにはあんまり関心がなさそうで、蟠桃というへんなかたちのももばかり気にしています。

ふくろの中をのぞいたり、写真をとったり、蟠桃がとてもすきなんだそうです。

この蟠桃は、あと1しゅうかんくらいでおいしくなるそうですが、

われてしまって、じめんにもいくつもの蟠桃がおちていて、よやくしていただいたともだちにちゃんとおくれるのか、

とてもしんぱいしているようす、もものおじちゃんともしんけんなかおでそうだんしています。

おいしい蟠桃がじ〜じのおともだちにとどくといいのになあ、と思います。

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7月5日

蟠桃、だいぶ大きく育ちましたよ。

重くて枝が耐え切れなくなってきましたから、つっかい棒が施されました。

袋の中は、こんな変な顔をした、まだ青二才の蟠桃です。

 

でも、今年の梅雨が大雨で日照時間も不足気味、生長が4〜5日遅いそうです。

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本年度の予約は締め切りました。(6月12日)

6月6日

袋がけ

4月の霜で花が傷み、蟠桃にとってはかなり厳しい天候だったけれど、

どうやら目標の7割くらいが無事育ってくれたようだ。

 

明るい笑顔の生産者、塚田ご夫妻。

 

これからは太陽の光をいっぱい浴びて、大きく生長してくれることだろう。

と、思ったら違った。

逆に、真夏の太陽光を遮る特殊な袋をかけて、実を保護するのだという。

栄養分は葉っぱが貯えて、実は「箱入り娘」のように大切に育てられるということだろう。

悪い虫や鳥に食べられないためにも。

蟠桃は実が球形ではなく横に大きくなるため、特大サイズの袋らしい。

「お相撲さんのステテコみたい」と、塚田さんはいう。

190個の実に袋がかけられた。

袋がけの終った蟠桃の木、みんな元気に育ってくれよ!

 

蟠桃のお値段をお知らせします。(発売は今年が初めてですから、蟠桃の写真はありません)

塚田桃園の白桃は、2キロ箱4500円、4キロ箱7000円ですが(送料込み)、

この蟠桃については、2キロ箱3500円(送料込み)という特別価格にしていただいた。

5〜6個入っていると思います。

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5月17日

蟠桃の木

例年の今ごろなら、もっとたくさんの葉で覆われ、透けて見えないほどになっているらしいが、

今年は春の寒さで生育が遅れている。

それでも、かわいい幼果は枝に育ちはじめた。

子どものころから、すでにぺちゃんこの形をしていて、

白桃(左)、ネクタリン(右)の幼果と比べてみて。

 

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4月11日付けで蟠桃の予約を開始しましたが、まだ受付けています。どうぞメールください。

ただし、生果物で、しかも蟠桃はこの木1本しかありませんから、

場合によっては、間際になって数が足りずお断りすることもあります、ご容赦を。

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4月11日

岡山の桃園、桃の花が満開

 

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蟠桃

中国を旅した私は、蟠桃という桃を知り、なんとか日本で作ってほしいと友人塚田さんに頼んで5年目、

ようやく今年、みなさんに召し上がっていただけるほどに実がなりそうと連絡が入りました。

何度かこのDIARYで紹介しましたから、ご存知の方もおられるでしょうが、もう一度蟠桃について書きます。

古来、中国では長寿の桃と云われていまして、孫悟空の桃なのです。

『西遊記』に、蟠桃を盗み喰いした孫悟空の話が載ります。要約が以前の記事にありますから一読してください。クリック

そうなんです。この蟠桃を食べると不老長生になるという貴重な桃なのです。

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そんな貴重な蟠桃、私のHPご覧のみなさんだけにお届けしたいと思います。

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まず、生産者を紹介します。塚田桃園の園長塚田さんです。私と同歳の友人です。

昨年、岡山県から農業振興に貢献したと表彰された「桃作り名人」なのです。

蟠桃の歴史を紹介しますと、

5年前

 

あちこち苦労して苗木を一本手に入れてくれて、日当たりの良い一等地に植栽してくれました。

2年目、3年目の成長する蟠桃の木です。3年目にはきれいな花を咲かせましたが、この時結実したのはほんの2〜3個。

どうやらこの蟠桃、自然交配力が弱いため、結実率が低いらしい。人工受粉しなあかんという面倒でちょっと生意気な桃なのです。

 

4年目(昨年)、ようやく美味しい蟠桃が実ったのです。それでも数は親戚・生産仲間分しかなかったのです。

 

いよいよ5年目、今年の蟠桃の花です。

ええっ!えらい花少ないなあ、と思われるでしょうね。

そうなんです。美味しい桃を作るためには、花見三昧ではだめなんです。

ひとつひとつの桃に栄養分を集中させるため、摘蕾といって、10個の花蕾から2個を残す割合で間引きするのです。

そしてさらに、結実を確認すると、またその2個を1個に摘んでしまうのです。日当たりのいい実が残ります。

小枝ひとつの栄養をひとつの桃実にという愛情深い育成です。糖度の高い美味しい桃になるのです。

その蟠桃ですが、実は広い塚田桃園にもたったこの一本しかありません。それも5年目の若木です。

塚田さんの計画では、今年200個は実らせたいと云っておられます。

ところがこの蟠桃、形が形だけに熟するまでに不良品の発生率が高い。

球形というのが自然界で一番安定した形ですから、西瓜もメロンもリンゴももちろん白桃も、みんな球形なのです。

風船が球形になったり、水滴が球形になるのと同じ理由です。

なのに、この蟠桃は押しつぶしたような形ですから、成長が均一ではなく、ときに表皮が破裂してしまうのです。

破裂してしまうとその段階で成長を止めてしまって熟果にはなりません。

「難しい桃や」と、塚田さん本人もおっしゃっています。

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予約受付

そんなわけで今年、いよいよ不老長生の蟠桃をお届けします。

当初の計画では、貴重な桃やから1個3万円くらいと思っていたのですが、

「そりゃ高いでぇ」と、友人おばちゃんたちから苦情がでそうなので、一応岡山での白桃秀品価格くらいとしておきます。

最終価格は、塚田さんと相談します。

しかし、200個が目標生産数ですから、市場に出荷されるほど数ではないので、このHP愛読者限定となりそうです。

それもおひとり、3〜5個限定にします。

不老長生を望んでおられる方は是非お申込みください。友人・知人のみなさん、私の存知あげない方もどうぞ。

ただし、同業他社・果実商の方はご遠慮ください。

また、社会保険庁年金係の人にはこの情報を伝えないでください。300才や500才の老人に年金払うことになるとびっくりしますから。

中国ウルムチのホテルの私の部屋で、蟠桃とハミウリを食べた仲間は「必ず」予約申込みをしてください。

私は、一昨年も昨年も試食しましたが、中国の蟠桃とは比較できないほどに美味い絶品です。

40名限定ですから、先着順とします。ただいまから受付開始です。

お申込みは下記のアドレスにメールしてください。ひとまずお名前だけでけっこうです。

hisa2@pop16.odn.ne.jp

メールが届き次第、こちらから確認メールをします。

現物発送は8月上旬になります、送料は負担してね。

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