病中吟
旅に病んで夢は枯野をかけ廻る
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大津市馬場 義仲寺
元禄七年十月、大坂で病に倒れ、御堂前に花屋で静養、その七日目即ち亡くなる四日前の作がこの句で、
傍らにいた門人呑舟に筆をとらせての病中の吟であり、絶唱の一句である。ただし、辞世ではない。
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近江の芭蕉 句碑を訪ねる 義仲寺
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万葉集を携えて