堅田にて
病雁の夜寒に落ちて旅寝哉
大津市堅田1丁目 本福寺 本堂裏庭
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芭蕉は堅田滞在中、
「拙者散々風引き候而、蜑の苫屋に旅寝を侘び」(九月二十六日付茶屋与次兵衛宛書簡)
とある。
旅先での病を詠んだものであるが、その姿を近江八景「堅田落雁」の託している。
本福寺は、その住職千那が門人であり、この堅田に九月十三〜二十五日の間滞在した。
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近江の芭蕉 句碑を訪ねる 堅田 本福寺
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万葉集を携えて