九月九日、乙州が一樽を携へ来りけるに

草の戸や日暮れてくれし菊の酒

元禄四年九月九日、重陽の節句の日、

義仲寺無名庵に住む芭蕉のもとに、

夕暮れになって門人河合乙州が節句の祝酒菊の酒を持ってきてくれたので一句詠んだという。

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近江の芭蕉 句碑を訪ねる 大津西武前交差点東南角

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万葉集を携えて

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