京極家墓所

鎌倉時代から近江の守護職であった佐々木氏の一族で、鎌倉時代から江戸時代まで栄えた京極氏の菩提寺である。

庭は、裏山の借景を取り入れた池泉回遊式庭園で、県指定の名勝となっている。紅葉の頃がいいと思う。

前庭にある「道誉桜」という樹齢３００年のエドヒガンという桜もすごい。天然記念物、４月もいいと思う。

三重塔は、寛文年間に丸亀城主京極高豊が建立、県指定重要文化財。

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墓所は境内の山裾を上下二段に分け、

上段には、始祖氏信をはじめ高吉（十八世）に及ぶ歴代の墓十八基が並ぶ。

下段には、大津城主高次（十九世）の墓が石廟に入れて中心にあり、（以上が国史跡）

このほか下段には、木廟内の四基を含めて十四基と五輪塔三基がある。（以上は県指定史跡）

これらは、江戸時代に高豊（二十二世・丸亀藩主）が、歴代当主の墓を一堂に集め、補修し整備したものである。

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ＮＨＫ大河ドラマ「お江」で有名になった三姉妹の「お初」が正室となった京極高次の廟である。

石廟で一番りっぱな墓で、下段の中心である。