生源寺
伝教大師最澄上人生誕地
大津市坂本6丁目
ご誕生
比叡山の東ふもと坂本の地には後漢の孝献帝の子孫で日本に帰化した三津首の一族が久しく栄えていた。
時の首長百枝公とその藤子夫人の間には子が授からず、比叡のふもとに一週間の願をたて草庵にこもること
五日目、瑞夢を得られ、八月十八日坂本の地には蓮華の花がふり、めでたいしるしがあらわれて、
玉のような男の子が生まれたのであります。
のちに、日本天台宗の開祖となる伝教大師最澄上人(幼名・広野)のご誕生であった。
伝教大師最澄上人産湯の井戸
今より1300余年の昔のこと、平安時代の初めに奈良の仏教とは異なった宗派の仏教が新しい息吹として唐より伝わりました。
すなわち天台・真言の二宗派です。
桓武天皇の命令をうけて海をわたり唐に留学し、天台山に登り仏教の奥儀を学び、帰国して比叡山に天台宗を開かれました。
伝教大師最澄上人は、神護景雲元年(767)八月十八日に、この坂本の地でご誕生されました。
そのとき産湯の水として汲まれたのがこの井戸であると云われています。
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近くに、といっても坂本3丁目の民家の駐車場の奥の庭に、
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