将軍塚  壬申の乱遺跡

大津市美崎町

美崎町の住宅地の中に、将軍塚はある。

どんどん住宅が建ってわかりにくいが、マツヤスーパーのちょうど裏辺り。

住宅地の家と家の間にこんもりとした土壇があって、道路からは背をみせた小祠が立ち、

その奥に、おおきな石が無造作に3個ある。

これが将軍塚、むかしに荒らされた古墳跡だろうか。

大津市歴史博物館の刊行物には、

「壬申の乱の瀬田橋の戦いで敗れ、粟津市で斬られた大友皇子軍の将、犬養連五十君や谷直塩手らを葬ったと伝えらている」

とある。

・・・・・

ところが、2011年10月に、大津東ロータリークラブが説明板を設置してくれて、

ここには大友皇子軍の将軍他20人余が葬られていると記す。

智尊は『日本書紀』に登場するが、「岸智尊」ってだあれ。

近くの園山遺跡の説明板には、「大和の向原寺の傑僧横岸智尊」と記されている。これも不可解な記述だけど。

犬養五十君、谷塩手は『日本書紀』に記されるが、他の中臣百足らの将軍はだあれ。

この将軍名、どんな史料に記されているのか教えて。

・・・・・・・

晴輪雨読 サイクルロード

大津 美崎町 将軍塚

一覧表に戻る

万葉集を携えて

inserted by FC2 system