膳所城跡公園

大津市本丸町

膳所城

慶長五年(1600)、関ヶ原の戦いで勝利した徳川家康は、翌年、東海道の押さえとして膳所城を築かせた。

江戸城、大坂城、名古屋城など天下普請として、幕府が諸大名に号令し築いた城の第1号である。

縄張りは城造りの名手といわれた藤堂高虎が企画し、湖の中に石垣を築き、本丸西隅に四重四階の天守が築かれた。

城主は何度か替わったが、13代220年の間、本多氏の居城となり明治維新を迎えた。

明治三年、廃城の太政官布告が出され、藩士たちによって建物の解体移築がおこなわれた。

この門は模擬再建されたもの

「膳所城址」の石碑

右手に建造物、これは天守の再建物かと思ったが、豪華トイレ(お手洗い)だった。

 

天守閣跡、むこうに芭蕉の句碑

湖や暑さを惜しむ雲の峰  芭蕉

 

左 飯田棹水の歌碑

琵琶の水 みづうみながら 流れをり 膳所の浜辺を ゆるく洗ひつ

右 伊藤雪雄の歌碑

少年の 日の還りくる 石鹿の 渚辺ぬくし 鮎も寄りくる

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移築された膳所城の門

膳所神社  大津市膳所1丁目

篠津神社  大津市中庄1丁目

鞭崎八幡宮  草津市矢橋

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晴輪雨読 サイクルロード

大津 膳所城跡公園

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