伊香郡 四十六座 大一座 小四十五座
その1
伊香具神社 名神大
伊香具神社 長浜市木之本町大音 祭 神 伊香津臣命 神 紋 上藤 境内社 奥之宮 三之宮 白山神社 境外社 意太神社 由 緒 古来伊香神と称し当郡開祭の祖神である。上世此地に湖水あり田里未だ開けざる時、伊香津臣命が此地に来て「吾此処に 止りて永く末代を守るべし」と子孫に告げてこの地を拓いた。後、伊香宿禰豊厚が社殿を創立して祖神を祀ったのは天武天皇 白鳳十年以前のことというが、それ以前この土地には迦久土神を祀った小社があったのではないかといわれる。 (式内社意太神社) . |
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乃彌神社
乎彌神社に合祀 長浜市余呉町下余呉 式内社乎彌神社の項に掲載 . |
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神前神社
神前神社 長浜市木之本町石道 祭 神 須佐之男命 許勢小柄宿禰 神 紋 菊木瓜 境内社 八幡神社 由緒 創祀年代不詳 . |
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大澤神社
大澤神社 長浜市木之本町黒田 祭 神 澤道彦命 大国主命 神 紋 左三ツ巴 由 緒 開化天皇五十八年に創祀と伝え、相殿の神は崇神天皇五十年に合祀されたと伝える。 祭神は「姓氏録に彦坐命の男沢道命」であるという。 . |
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天八百列神社
天八百列神社 長浜市高月町熊野 祭 神 八爪入日子王命 神 紋 菊花 由 緒 古記によれば、弘仁元年僧最澄此の郷内堂谷という地に伽藍を建立するに際し、 当社を以って鎮守の神として崇敬したと伝える。 . |
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乎彌神社
大見神社 長浜市木之本町大見 祭 神 須佐之男命 神功皇后 武内宿禰命 菅原道真公 境内社 鵜厳明神社 八幡神社 稲荷神社 由 緒 不詳 . |
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春日神社 長浜市高月町宇根 祭 神 武甕槌神 素盞嗚命 神 紋 左三ツ巴 境内社 春日大明神 由 緒 上代には「乎弥之明神」と称し、今も境内を「乎弥之森」と称していることから式内乎彌神社に比定される。 . |
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乎彌神社 長浜市余呉町下余呉 祭 神 巨知人命 梨津臣命 海津見命 神 紋 左三ツ巴 境内社 村草神社 八幡神社 塞神社 大名持神社 由 緒 社伝に、崇神天皇の代に、余呉湖辺一帯を開拓し文武両道にすぐれ、住民に農耕の業を奨めた、天之児屋根命の第十世孫 巨知人の後裔が、同命を祖神として祀り、後また巨知人命の御子梨津臣命が威徳すぐれ、この地の開発に努めた恵沢に 対し別殿に祀った。 . |
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走落神社
走落神社 長浜市高月町馬上 祭 神 天児屋根命 神 紋 立鹿 境内社 意冨布良神社 由 緒 創祀年代不詳 神亀年間の創立と伝承する。 . |
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足前神社
所在不明
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久留彌多神社
賣比多神社に合祀 長浜市高月町東柳野 賣比多神社の項に掲載 . |
賣比多神社の石柱に、相殿久留彌多神社とある。 |
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比賣多神社
賣比多神社 長浜市高月町東柳野 祭 神 莵上壬命 豊玉姫命 相殿 久留彌多神 神 紋 左三ツ巴 由 緒 社伝に、比売多君の氏族の本源の地でその祖神を祀り、またその墳墓を遺したものである。 . |
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意波閇神社
意波閇神社 長浜市高月町西阿閉 祭 神 宇迦魂神 神 紋 三俵積米俵 由 緒 創祀年代不詳 . |
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意波閇神社 長浜市余呉町坂口 祭 神 大鷦鷯尊 神 紋 左三ツ巴 由 緒 創祀年代不詳 . |
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阿加穂神社
阿加穂神社 長浜市木之本町赤尾 . 祭 神 豊宇氣毘売神 神 紋 左三ツ巴 境内社 八幡神社 由 緒 創祀年代不詳 |
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櫻市神社
所在不明
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等波神社
等波神社 長浜市木之本町田部 . 祭 神 鳥磐椽樟船尊 仲哀天皇 神功皇后 神 紋 二ツ巴 境内社 稲荷神社 若王子神社 城崎神社 由 緒 白鳳十三年の鎮座と伝える。 |
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横山神社
横山神社 長浜市木之本町杉野 . 祭 神 大山祇命 岩長比売命 木花咲屋姫命 椙倉大明神 伊香津臣命 夷宮八幡神 神 紋 桜花 境内社 二之宮神社 三之宮神社 四之宮神社 由 緒 社伝に、推古天皇元年、横山岳の滝上にある杉の巨樹に祭神天降るとある。 |
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横山神社 長浜市高月町横山 . 祭 神 大山祇命 少彦名命 泉龍大神 境内社 八幡神社 天満宮 稲荷神社 兵主神社 由 緒 光仁天皇の代、真人三船が勧請と伝える。 |
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多太神社
所在不明
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兵主神社
兵主神社 長浜市高月町横山 個人所有 . 祭 神 大国主命 |
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赤見神社
赤見神社 長浜市高月町磯野 祭 神 広国押武金日命 春日山田皇女 境内社 八幡神社 菅原神社 由 緒 創祀年代不詳 安閑天皇と皇后の春日山田皇女を祀る。日本書紀に「仁賢天皇の女の春日山田皇女に婚礼のしるしを贈り、 皇后として迎えた(またの名を山田赤見皇女)。」とあり、社名の赤見はこの皇后の名に由来するという。 . |
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波彌神社
八幡神社 に合祀 長浜市木之本町飯之浦 . 祭 神 波多八代宿禰命 誉田別命 倉稲魂神 神 紋 左三ツ巴 由 緒 「『古事記』に「波多八代宿彌、波美臣之祖也、在浦村」と、社伝にいうも、『古事記』に在浦村はない。(孝元記) |
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櫻椅神社
櫻椅神社 長浜市高月町東高田 . 祭 神 須佐之男命 木花開耶姫命 埴安彦命 由 緒 平安時代初期、伝教大師の勧請と伝える。 |
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甘櫟前神社
甘櫟前神社 長浜市高月町西阿閉 . 祭 神 米餅舂大使主命 菅原道真公 神 紋 梅鉢 由緒 創祀年代不詳 往古の鎮座地に「いちい」の大樹叢林があったと伝える。 |
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佐味神社
佐味神社 長浜市余呉町今市 祭 神 豊城入彦命 神 紋 左三ツ巴 由 緒 創祀は不詳であるが、豊城入彦命の裔族佐味之朝臣等がこの地に留まり祖神を祀ったという。 天武天皇の代、佐味之朝臣少麻呂の名も見える。 . |
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佐味神社 長浜市高月町柏原 . 祭 神 豊城入彦命 由 緒 佐味氏の一族がその祖神を祀ったものと伝える。 |
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椿神社
八幡神社飛地境内椿神社 長浜市木之本町小山 . 祭 神 猿田彦命 |
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八幡神社 に合祀 長浜市余呉町椿坂 . 祭 神 誉田別命 猿田彦命 天照皇大神 大山咋命 由 緒 白雉元年創祀。古くは椿井大明神と称した。 |
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佐波加刀神社
佐波加刀神社 長浜市木之本町川合 . 祭 神 日子坐王 大俣王 小俣王 志夫美宿禰王 沙本毘古王 袁邪本王 佐波遅比売王 室毘古王 神 紋 一ノ宮 境内社 八幡神社 境外社 稲荷神社 金刀比羅神社 由 緒 日子坐王は開化天皇の皇子で、大俣王以下七柱の王はいずれも日子坐王の子である。 |
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伊香具坂神社
與志漏神社飛地境内社伊香具坂神社 長浜市木之本町大字古橋 由 緒 桓武天皇の代、最澄(伝教大師)この地に来て、鶏足寺の荒廃を再興し、又天下の名神十社を勧請して 「十所権現」と称して鶏足寺の鎮守とした。十所権現は己高山上に鎮座していた。 この十所権現を式内社伊香具坂神社となし、與志漏神社隣接地に遷座した。 . |
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八幡神社境内伊香具坂神社 長浜市高月町大字柏原 . 祭 神 須佐之男命 由 緒 中世「天王文宮」と称した。 |
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伊香具坂神社 長浜市木之本町北布施 祭 神 天種子命 誉田別尊 由 緒 祭神天種子命は、天之児屋根命の孫、天之押雲根命の子である。式内社伊香具神社の祭神伊香津臣命の祖である。 伊香津臣命九代の裔孫伊香宿禰命豊厚が、天武天皇白鳳年間のその祖を祀るとして、伊香具神社を創建し続いて 祖天之押雲根命を祀る殿舎を創建して一ノ宮とし、 更にこの地に天種子命を祀る殿舎を二ノ宮として創建したのが当社である。 . |
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與志漏神社
與志漏神社 長浜市木之本町古橋 祭 神 須佐之男命 波多八代之宿禰命 神 紋 桜花 境内社 八幡神社 春日神社 伊香具坂神社 由緒 景行天皇の代、武内宿禰勅命により、北陸巡行の折この地にさしかかり、荒廃著しく、その原因は大蛇棲息し人畜に危害を 及ぼすと聞き、その子波多八代之宿禰を招き須佐之男命の神霊を剣に勧請しこれを討った。これにより他郷に避けていた郷 人帰農し、宿禰の徳として須佐之男命の神霊と併せ祀るに至る。 . |
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布勢立石神社
布勢立石神社 長浜市木之本町赤尾字田居間谷 . 祭 神 意富々杼王 大山咋神 神 紋 左三ツ巴 由 緒 天武天皇六年布勢宿禰が祖神として祀ったと伝える。 |
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延喜式神名帳 近江国 伊香郡
式内社 滋賀県