象の小川
奈良県吉野郡吉野町喜佐谷
暮春の月に、吉野の離宮に幸す時に、中納言大伴卿、勅を奉りて作る歌
昔見し 象の小川を 今見れば いよよさやけく なりにけるかも 巻3−316
帥大伴卿が歌
我が命も 常にあらぬか 昔見し 象の小川を 行きて見むため 巻3−332
吉野山を水源に象山の麓を流れ吉野川に流れ落ちる川が、「象の小川」、喜佐谷川である。
写真は桜木神社近くを流れる喜佐谷川。
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